普段の食事のなかでも、きれいに食べるのが難しかったり、じつは正しい食べ方を知らない料理ってありませんか?プロに教わる“きれいな食べ方”で、今日からテーブル美人に!
かぶりつく?ほじる?食べ方がナゾ…【鶏手羽先のから揚げ】
手羽先の両端をつかみ、とがった関節部分を下へ折り曲げる。2本の骨が出てきたら肉を下まで一気に引っぱり、肉と骨に分けます。まず肉だけを食べ、軟骨などに身が残っているようなら、かぶりついて骨だけを残します
●きれいな食べ方のコツ◯
骨が多い鶏手羽先のから揚げは、骨を関節で折り曲げて骨と肉を切り離し、食べやすい状態にするのがスマート。軟骨部分に残った肉は、かぶりついて食べてOK
▲やってはいけないこと×
解体せずにかぶりつくと最後まで食べにくく、骨の間の肉をほじくって食べることになるので×。冷めると肉離れが悪くなるため、温かいうちに食べるのもコツ
【小倉朋子さん】
食の総合コンサルタント。諸外国の食事マナーや文化を伝える『食輝塾』を主宰。作法や伝統色、食育、端文化、トレンドなど多様な視点で、あらゆる「食」を提案。近著に『
私が最近弱っているのは毎日「なんとなく」食べているからかもしれない』(文響社刊)、『
世界一美しい食べ方のマナー』(高橋書店刊)ほか
― 食べにくい料理のきれいな食べ方 ―