ESSE本誌で連載中の『ドルオタが行く!』のこぼれ話をESSEonlineで紹介!
11月号に登場してくれたのは、俳優・藤原大祐さん。ドラマ『推しの王子様』でチャーミングな笑顔に癒やされた方も多いはず。現役男子高校生俳優の、かわいいだけじゃない素顔をさらに深掘りしました。

藤原大祐さん
藤原大祐さん
すべての画像を見る(全2枚)

藤原大祐さんにインタビュー!「役づくりでは、手札をたくさん用意します」

●かわいいだけの印象ではいたくないなって思います

Q1.ドラマ『推しの王子様』の撮影はどんな経験になりましたか?

僕が演じた藤井蓮は、中華料理店でアルバイトをしながらシンガーソングライターを目指す青年。物語の本筋には絡まないスパイス的な存在だから、出てきたシーンの一瞬を楽しんでもらいたい、ちょっとでも笑ってほしいなという気持ちで演じていました。だから、まずは、現場にいる人を楽しませることを常に心がけていて…。話し方などをデフォルメして演じると、すごく笑ってくれるんです。やりすぎて「本番ではちょっと抑えて」って言われることもありましたね(笑)。明るい現場だったので、すごく楽しく撮影できました。

Q2.役づくりで大切にしていることは?

まずはその役について考え込んで考え込んで、そこからちょっと置いておくという作業をします。現場に入るときに“僕はこのプランで行くぞ”って決めてしまうと、脳がそれをやらなければならないという思考になって、あまりうまくいかないこともあるんです。だから、ガチガチに決めずに、自分のなかで手札をたくさん用意しておいて、現場の雰囲気や相手のお芝居を見ながら“あ! これにしてみよう、これがやりたい”という気持ちで演じています。

Q3.今後はどんな役に挑戦したいですか?

陽と陰でいったら陰の役をやってみたいです。普段は明るいタイプなので、かわいいとか言われがちなのですが、性格は全然かわいくはなくて“トゲトゲライオン”なんですよ(笑)。だから、かわいいだけの印象ではいたくないなって思っていて。いろんな振り幅の役に挑戦したいですね。映画『トレインスポッティング』のドラッグ中毒の主人公みたいな、ダメになって堕ちていく役とか、自分の性格のなかにいないんじゃないかって思うような役にもひかれます。でも絶対に人間ってどっかにそういう部分が1ミリくらいはあると思うので、その部分を自分のなかで探す旅に出たいです。

Q4.今後の目標や夢を教えてください

ファンの人に一生ついて来てもらえる役者になることですね。一度僕のことが気になった人には、ずっと気にしていてほしい。インスタで言うと、フォローを外さないで! という感覚ですね。役者って常に露出があるわけではないですが、作品を撮り溜めているとか、裏で進んでいることがいろいろあるわけで…。それでいうと僕はもう、フル稼働しているので。“待っていてくれ! 一生、おもしろいことを考えているから!”と、本当にそれだけは言っておきたいです。

●高校生活では、くだらないことで笑いあう時間が楽しいです

座る藤原大祐さん

Q5.現在、高校3年生の藤原さん。高校生活で楽しいことは?

友達みんなが笑っているのを見ることかな。くだらないことでしか笑っていないですが、そういうことで笑える同世代が同じ場所に集まる時間って、あと少ししかないから。それに、クラスメイトみんなの将来も楽しみなんですよね。卒業後はそれぞれ違う分野に進んでも助け合いたいですし、みんなでなにかおもしろいことをやっていけたらなと思っています。

Q6.得意な家事は?

Tシャツをたたむことです。一瞬でたためる有名な技があるのですが、すごく上手にできますよ(笑)。最初にテレビで観て、そのあとSNSで調べて練習しました。キレイにたためるのが気持ちよくてハマっちゃいました。

Q7.女の子につくってもらったらテンションが上がる料理は?

ギョーザ。いちばん好きな食べ物がギョーザなんです。とくに、家でつくるような野菜がたくさん入っていて、油少なめで焼くギョーザが好きなので、一緒につくっても楽しいだろうなと思いますね。

Q8.毎日欠かさないルーティンは?

毎朝、ビタミンのサプリメントを飲んでいます。肌が荒れるのがすごくイヤなので、メイク落としと洗顔と保湿のスキンケアはちゃんとしているのですが、足りない分をサプリで補っている感じです。

Q9.いちばんの宝物は?

ファンの皆さんです。僕たちはファンの方々がいないと成り立たない職業、というのもありますが、身近にいる大切な人とはまた別の特別な存在。最近思うのですが、熱愛報道とかが出ると、それで悲しむファンがいると思うと、ちょっと悔しいんです。ファンは違うベクトルの特別な人だから、いつか僕に彼女ができたとしても落ち込まないでほしい。僕たちはエンタメという架け橋を通じてつながっているし、僕は一生ファンの人たちと一緒にエンタメを楽しんでいきたいと思っています。死ぬまでファンの皆さんを離しませんよ(笑)。

ESSE11月号では、お仕事の話からプライベートまで、ほかにもたくさんのお話を伺いました。また、サイン入りチェキ応募のチャンスも! dマガジンではアザーカットもたっぷりと公開しています。ぜひチェックしてみてくださいね!

 

 

【藤原大祐さん】

2003年、東京都生まれ。’19年より芸能活動を開始。昨年、ドラマ『おじさんはカワイイものがお好き。』『恋する母たち』などに出演し注目を集める。特技はジャズピアノ、歌。2年前に初めてのお芝居に挑んだ映画『愛のまなざしを』が2021年11月12日(金)より全国順次公開。