日常に手軽に取り入れられる手軽さから、今やダイエットの定番となった「糖質オフダイエット」。料理研究家でダイエットカウンセラーのおにゃさんの夫も、糖質オフダイエットに成功したひとりです。

そこで、今回はおにゃさんに、ダイエットに成功した夫の現在の食生活について話を聞きました。

ダイエットに成功した夫が糖質オフをやめた!

ビフォーアフター
糖質オフダイエットで、11kgやせた夫
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糖質中毒だった夫が糖質オフ生活を始め、半年間で11kgやせてから約2年が過ぎました。ダイエット中は糖質を抑えた生活をしていましたが、今は普通にご飯・パン・麺類・お菓子も食べています。

でもリバウンドはしておらず、今ではやせ体質に! 周りには「リバウンドしなくてすごいですね!」とよく言われますが、体重をキープするにはコツがあります。その理由を夫に聞いてみました。

●ポイント1:加工品を買うときは原材料をチェック!

夫はよくスーパーでパンやお菓子を買ってきます。やせる前までは、自分が好きなものを好きなだけ食べていましたが、今では必ずパッケージの原材料をチェック。スーパーで買い物をするときに、夫が買ってきたものを毎回私がチェックするので、自然と本人も「原材料」を見るようになりました。

<パッケージの原材料でチェックすべき箇所>
(1) なるべく原材料が少ないシンプルなもの
(2) 添加物が入っていないもの
(3) 体によいもの

加工品を買うときは、上の3つを基準に選ぶようにしています。

クッキー

たとえば、クッキーを選ぶ際も「小麦・バター・鶏卵・砂糖」の商品と「小麦・マーガリン・ショートニング・鶏卵・砂糖・植物油脂/香料・膨張剤・カロテン色素」の商品の2つがあるとしたら、前者を選ぶといった感じです。

本人曰く、「素材がよいものを選べば、満足感があるから食べすぎない」のだそう。なお、栄養成分表示で「糖質量」もチェックはするのですが、そこまで気にせず、体によいものを選択しているそうです。

●ポイント2:菓子パン・ドーナツではなく、シンプルなパンを選ぶ

これまでは、菓子パン・ドーナツが夫の定番でした。甘い系なら、表面がカリカリのメロパン、砂糖たっぷりのあんドーナツ、揚げパン。惣菜系なら、焼きそばパン、ピザパンといったところ。

フォカッチャとスクランブルエッグ

でも、こういったものを買うことが全くなくなり、原材料がシンプルなフォカッチャやロールパン、食パンが定番になりました。買ってきたら、自分でバターをのせて焼いたり、スクランブルエッグをつくって一緒に食べたり。

フレンチトースト

気が向いたらフレンチトーストにしたりも。自分で調味料の量を調節できるので、結果として余計なものが入っていない方が体によくて、十分おいしいということが分かったそうです。

●ポイント3:惰性で食べない

自分が食べたくないときは食べない、でも食べたいときには食べるということを徹底しています。私が過去・現在と多くのダイエットしたい人を見ているなかで、大半の人が間食を含めて「なんとなく食べている」わけですが、夫の場合は、自分が好きなものでも気分ではない、お腹が空いていない、体調がイマイチといったときは食べないようになりました。

食事

実際、食べたいときに食べた方がおいしく感じますし、なんとなく食べたときって、自分の好きなものでも感動がないんですよね。

●ダイエットの成功には緩急も大事!

いかがでしたか?

こうしたことを徹底するようになって、夫は糖質を摂取しても太らなくなりました。ただ、リバウンドをしなくなった旦那も完璧ではありません。糖質高めのパンケーキやパスタ、ドーナツなどを食べたくなることがあるので、そういう気分のときは見ていて気持ちいいくらい食べています(笑)。

しかしながら、糖質を摂取しすぎると体がだるくなり眠くもなるので、そのあとの食事では本人なりに控えめに食べるように調節をしています。

糖質オフダイエット中の方も、ダイエットに成功した方もよかったら参考にしてくださいね。