ここ数年ブームとなっている“赤リップ”。この春もいろんなブランドから赤リップが続々と発表されています。一見難しそうな色ですが、塗るだけで一気に今っぽくなるので、チャレンジしない手はありません!
「老けて見えそう」という心配も、ほかのパーツのメイクでバランスを取ればOK。赤リップを塗ったときにほかの部分のメイクをどうしたらよいのか、人気ヘアメイクアーティストの山本浩未さんに教えていただきました。ESSE世代の大人女子もムリなく取り入れられる、赤リップを活かすメイク術です。
旬の赤リップを活かすメイク術
赤リップの場合、ほかのパーツのメイクが濃いと、途端に古臭い印象に。上手に引き算しながら今っぽいバランスを取り入れて。
●ブラウンのアイライナーでさりげなく目元を引き締め
口元のレッドを引き立てるには、目元は色みを抑えて仕上げるのがポイント。印象がぼやけないように、ブラウンのアイライナーでまつげの際だけを埋め、さりげなく引き締めて。
●ブラウンのアイブロウでストレートの太眉に
眉は顔の印象を左右する場所。ふんわりストレートな太眉にするだけで今っぽくなります。眉頭の下からペンシルで描きたし、少しずつ太さを調節しながら短い線を重ねるように描くと、自然なラインになります。
●青みピンクのクリームチークでカジュアル感をプラス
赤リップをカジュアルダウンするには、青みピンクのクリームチークが好相性。肌の透明感を高めながら、自然な血色感を演出できます。指を使い、頬の高い位置に丸くポンポンと入れて。
【山本浩未】宝塚をこよなく愛する乙女系ヘアメイクアップアーティスト。「生活者としてのキレイ」をテーマに活躍中。シンプルでわかりやすい美容理論を元にメイクアップ、コラムの執筆など連載を持ち、健康的で美しく暮らすライフスタイルが、世代を超えた女性に支持されている。近著に「
おとな美人を作る「メイクの基本」」(宝島社刊)「
今治美肌タオル付き山本浩未のスチームON顔(おんがん)」(講談社刊)「
きれいは力」(幻冬舎刊)、「
美人メイク基本の「き」」(宝島社刊)、「
おとなメイクは白・黒・赤だけでいい」(宝島社刊)など著書多数