なかなか捨てられない紙袋。「いつかなにかに使うかもしれない」とたくさんストックしてしまったり、「増えすぎて収納スペースを圧迫している」「どう処分していいか分からない」というお悩み、ありませんか? 整理収納コンサルタントの須藤昌子さんは、ある方法で紙袋の持ち過ぎを防止しています。今回はその簡単テクニックを教えていただきました。
すべての画像を見る(全6枚)紙袋は劣化する!よく見ればシワシワ…の前に処分
数々のお宅で整理収納サポートを実施した経験のある須藤さん。そのほとんどの家庭で紙袋のオーバーストックを目の当たりにしてきたそうです。
「たしかに、紙袋が急に必要になる場面はありますよね。でもエコバッグが浸透してきているし、数はそれほど必要ないのでは? そしてなにより、すてきに見える紙袋も時間が経てばどんどん劣化していくんです」
ぱっと見はきれいな紙袋も、よく見ると取っ手の紐がほつれていたり、紙が折れていたり、角がつぶれていたり…。
「いざ使おうとしたときに、劣化した紙袋をよけながら探すのも面倒ですよね。そこで、私は紙袋に日付シールを貼ることにしました」
●日付シールを貼れば劣化が視覚化する!
須藤さんは、貼ってはがせるラベルシールやポストイットに日付を書き、紙袋の下部に貼っています。
「日付を見れば、この紙袋が家でどのくらいの期間眠っていたのかが一目瞭然。数年経った古い紙袋をだれかに差し上げる気にはなれませんよね? 日付で管理することで、古いものから躊躇なくどんどん処分できるはずです」
●紙袋ストックの収納には、無印良品の仕切りスタンドが便利
須藤さんは、紙袋ストックの定量を決めて増えすぎないように管理しています。
「きれいで使えそうな紙袋が手に入ったら、今あるストックの古い日付のものと交換。こうすれば劣化したものがたまることはなく、数が増えすぎることもありません」
また、収納には無印良品のスチロール仕切りスタンド・ホワイトグレー・3仕切・大を活用。
「以前はファイルボックスに収納していましたが、ボックスを引き出す→紙袋を取るという2アクションになってしまうのが面倒でやめました。仕切りスタンドなら、スタンドを動かす手間なくスーッと目当ての紙袋だけ取り出せます」
いつ使うか分からない紙袋に、貴重な収納スペースをたくさん割くのはもったいない! 古くて使えない紙袋はすっきり処分して、本当に使いそうなものを少しだけ。そんな管理をしていきたいですね。