主婦業のかたわらエッセイストとしても活動する若松美穂さんが、楽しく、豊かに暮らすためのさまざまな工夫をつづります。
今回は、大人ならではの簡単朝食についてです。
朝食はおにぎりやトウモロコシをド~ン!大人ならではの家事ラクアイデア
カウンセラーとしてお話を伺っていても、周囲を見渡しても、そして私も同じく思うこと。
家族や子どもに手をかけようと思えば、子どもがいくつになっても、いつまででも、どれだけでも手をかけることが可能なのだと感じます。
このコロナ過で、家族でともに過ごす時間が増えたことで、家事全体が「大変」とおっしゃる方がいらっしゃいます。
一方これを機に、お子さんが高校生や大学生・就職したからという理由で、「朝食はそれぞれに食べてもらうことにした」「○○は自分で」というルールをつくったなど、少しずつ役目を手放そうとしている方も。
すぐにはできなくても、積み重ねで家族は変わっていきますから、「いつものように続けてしまう」「ついしてしまう」こちら側が変わることで、自分がラクになることもあるのかもしれません。
●若松家のド~ンと豪快!簡単朝食4選
わが家は平日の朝ごはんの用意はほぼ必要ありません。コーヒーだけの人、なにも食べない人、昼と一緒の人。母は自分の分は自分で出して食べます。
残るは休日の朝食or昼食。もう! ちょ~簡単にしています!!
すべての画像を見る(全4枚)おかずは一品でOK。ご飯が余ったら納豆や梅干し、残りおかずなどを冷蔵庫からそれぞれ用意。
見た目は気にせず、ご飯一膳分を使ったダイナミックおにぎり。大好きな筋子をたっぷり入れたら、大喜びです。
私が飲みたいからお茶は入れよう。レトルトみそ汁のときも。
前の日に買っておいたケーキが、朝食がわりのときもあります。
数分レンジでチンしたトウモロコシをド~ン!!
これじゃあ夫が満足しない? 子どもが食べてくれない!?
相手は考えることのできる大人(大人の領域)ですから、大丈夫だと思う。
もちろん、それぞれの家族の形があるのを承知のうえで、自分でしてもらうようにするのも、親・妻・母の力量…という場合もあるかもしれません。
【若松美穂(わかまつみほ)】
お金をかけずにセンスと工夫でおしゃれに暮らすカリスマ主婦読者として、生活情報誌『ESSE』や『サンキュ!』などで紹介され人気者に。2011年、心理カウンセラーの資格を取得。主婦業のかたわら、エッセイストとしての執筆活動のほか、講演、各メディアへの出演など多方面で活躍。夫と娘2人、母親の5人家族。埼玉県在住。公式サイト「
“いま”と“みらい”のへや」にて最新情報を更新中