貯めたいけれど、なかなか貯まらない…なにをすればいいのかわからない…そんな悩みを抱えている人は少なくないでしょう。ESSE読者300人にアンケートをとってみたところ、年100万円以上貯めている人の多くが、独自の「貯まる習慣」を実践していたことがわかりました。といっても、家計簿をつけたり、特別な家計管理方法をしているといった面倒なことをしていたわけではありません。じつは、暮らし、買い物、人づきあいとさまざまな場面で簡単に実行できる、ちょっとしたルールをつくっているだけ。そんな貯めている読者たちの、マネしたくなる習慣を紹介します!

常に夫のことをほめる
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収入がアップする!自然とムダ買いが減る!貯め習慣

貯まる人の習慣をマネすることが、じつは貯める体質になるための近道。そのためには、貯める人たちが日頃どのようなことをしているのかを知ることが大切です。見逃しがちだけれど、貯める人たちが確実に実行してる習慣とは?

●常に夫のことをほめる

年間貯蓄額200万円というAさん(東京都・37 歳)は、常に夫を人前でほめることを意識しています。
「私がいつもほめているから、周囲の人からも『家事もするすばらしいダンナさん』と言われています。また、子どもには『お父さんのおかげで旅行できたね』などと話したりしています」
夫が自然とやる気になる言葉をかけることで、仕事にも意欲的になり、結果として子どもにも尊敬され、収入が上がり貯金が増えるという、最高の循環に。

●積極的に募金する

積極的に募金する

年間貯蓄額100万円というBさん(福岡県・49歳)は、募金活動をかかさないそう。
「初めての募金は、保護猫の里親探し活動です。犬と金魚を飼っていて協力できないのが申しわけなく、1000円募金しました。以来、募金を見つけたら協力するようにしています」
結果的に、Bさんは小さなお金の価値を再認識して、お金の使い方が丁寧になったそうです。

●人に対して使うお金を惜しまない!

人に対して使うお金を惜しまない

年間貯蓄額120万円というCさん(東京都・38歳)は、知人やご近所へのおすそわけを常に意識しています。
「私の両親はお金を惜しまず、感謝を込め人と接していたせいか、お金に困ったときも物心両面で周囲に応援してもらっていました。その影響で、私も、おいしいものを買ったらおすそわけしたり、お土産を渡したりするのが習慣になっています」
おかげで、信頼関係もお金も確実にたまっているそうです。確かに、信頼されるようになると、こっそりといい話を教えてもらえる機会も増えるもの。

●欲しかったものが売れてしまったら「縁がない」と諦める

年間貯蓄額350万円というDさん(神奈川県・48歳)は、気に入ったものがあっても衝動買いせず、一度家に帰って冷却期間をおくそう。
「その間に売れてしまっても、『ご縁がなかった』と口にすると、なぜか納得できるんです。逆に、購入したものは「縁がある」と思い、ものを大切にするようになりました」
本当に気に入ったものだけを買う習慣がつき、ムダ使いが減り、好きなものだけに囲まれる幸せな暮らしに。

●物欲はインスタの「いいね♥」で抑える

物欲はインスタの「いいね♥」で抑える

年間貯蓄額100万円のEさん(広島県・33歳)は、インスタで手軽に買えるファストファッションを見つけると、とりあえず「いいね!」を押して気持ちを静めています。
「クローゼットを見直して似たものがないか、買って収納場所はあるかと考え、何度見ても欲しいときだけ購入するようになりました」。ムダ買いがなくなり、暮らしもコンパクト化。心地よいシンプルな生活を送っています。

ESSE2018年新年特大号

では、がんばらなくても貯まる習慣で貯蓄が増えたという人をたくさん紹介しています。こちらもチェックして、あなたも貯蓄体質を目指しましょう!