大掃除のシーズンが近づいてきました。例年より少しでもラクに、効率よく済ませたいものです。「大掃除ではとくに"隙間と奥"が大事です」と語るのは、予約の取れない家政婦として、この時期大忙しのステラさん。Webを使って、家事をしてほしい人とハウスキーパーが出会うマッチングサービス「タスカジ」に所属、過去のESSEで披露したテクニックが絶大な反響を呼んだカリスマ・ハウスキーパーです。
掃除のなかでもとくに好きだというジャンルが、ハンディモップを使った隙間と奥の掃除。「意識しないと目の届かない高い所や低い所、狭い所や奥の方には、ホコリや汚れがかなり蓄積しています」。普段見逃しがちな場所こそ、大掃除の機会にきれいにすべき、と力説するステラさんに、具体的なやり方を教わりました。

大掃除では「隙間」と「奥」に注力して!

大掃除で力を注ぎたいのは、普段の掃除では行き届かない、奥や隙間部分。

奥や隙間掃除
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たとえば、天井の四すみ、家具やテレビの裏側、サッシの溝部分などです。一見汚れていないように見えたり、日ごろ見て見ぬふりをしていたりする部分にこそ、じつはホコリや汚れがたまっています。

●天井照明

天井照明

照明器具の上に積もったホコリ。ハンディモップを滑らせて一掃します。また、カバーの中にゴミが入っていたら、この機会に外して掃除機で吸ってしまいましょう。

●エアコンの周囲

エアコンの周囲

天井とエアコンの間にある隙間にもホコリはたまっています。ハンディモップを直角に曲げて、ホコリを取りましょう。フィルターの掃除をしていない人は、この機会に掃除機でホコリを吸って取り去って。

●巾木(はばき)

巾木

つい見逃しがちな巾木の上。「ハンディモップで一方向にスーッとなでるだけで、驚くほどきれいになります」とステラさん。

●ベッドと壁の隙間

ベッドと壁の隙間

布団やシーツ類をすべて外します。ベッド周辺の壁、フレーム、ヘッドボードのホコリをハンディモップで払い落としたあと、壁との隙間も忘れずに掃除します。

●ベッドの下

ベッドの下

「意外に汚れているのがベッド下の床!」。フロアモップで、ホコリや髪の毛などを取り、スッキリさせましょう。 奥と隙間掃除は、まとまった時間がないときの「年末ちょこっと掃除」にも最適です。すがすがしい新年を迎えるために、ぜひ取り入れてみては。

2018年新年特大号

では、さらに詳しい大掃除のやりかたをご紹介しているので、年末までにぜひチェックしてみてください。

ステラさん