主婦業のかたわらエッセイストとしても活動する若松美穂さんが、楽しく、豊かに暮らすためのさまざまな工夫をつづります。
今回は、レシートを取っておいたおかげで助かったお話です。

ドジを自覚している人は、レシートを絶対もらう習慣に!

私は、とにかく抜けています。抜けているなんてものではなく、勘違いや忘れ物が多く、反対方向の電車に乗るなんてことは日常茶飯事。
40歳を過ぎたころから反省して(遅い!!)、事前に調べる・試す・用意する・確認する・時間に余裕をもつなど注意はしているのですが、それでもするときはミスをする(汗)。

●タクシーの領収書をもらっておいてよかった…!

タクシーにのる様子
とにかくレシートをもらう習慣に(※写真はイメージです。以下同じ)
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ある旅の帰り道、最寄り駅からタクシーに乗車。「今回はミスがなかった~。こんなことは珍しい」と、車中で一人浸っていました。

支払いをすませて家に入り、ホッと一息。家族に「帰宅しましたメール」をと、小さなバッグの中に手を伸ばしましたら、スマホがない!!

ちなみに、おっちょこちょいゆえ、バッグの中でのスマホの位置は決めています。が…ない。電車の中ではあったはずだし、万が一落とすとしたら、タクシーの中しか考えられない。

深夜タクシー

そこで役に立ったのが、タクシーの「領収証」だったのです。レシートや領収証は、必要がなくても、もらっておいた方がいい!! と改めて実感。

私が言うのも恐縮ですが、ドジさん、天然さん、心配症さん。その他もろもろ、万が一を想定する方は、もらって損はない。

今回も、ふと乗り込んだタクシーの社名なんてわかるわけがないですし、旅先だったらなおのこと、タクシーだけではなく、各店舗の名前や電話番号だって、なにかあった際に調べる手間が省けます。

レシート

すぐに、財布から領収証を取り出しタクシー会社に電話。そこで聞かれたのは、「領収証に書いてある車両ナンバー」でした。

すぐに乗車したタクシーに問い合わせてくださったおかげで、「ありました。足元に落ちていたようです。降ろした場所に戻ります」と言っていただき、事なきを得ました。もちろんその分の走行費は有料です。

乗ったタクシー会社が分からなかったら、どれだけの時間を要したのか、考えるだけでも、ゾッとします。

【若松美穂(わかまつみほ)】

お金をかけずにセンスと工夫でおしゃれに暮らすカリスマ主婦読者として、生活情報誌『ESSE』や『サンキュ!』などで紹介され人気者に。2011年、心理カウンセラーの資格を取得。主婦業のかたわら、エッセイストとしての執筆活動のほか、講演、各メディアへの出演など多方面で活躍。夫と娘2人、母親の5人家族。埼玉県在住。公式サイト「

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