念願のマイホーム。新築のピカピカな状態を長く保てるとうれしいですよね。そんな願いをかなえる方法のひとつとして、「コーティング」があります。これは床や水回りなどに専用の液を塗って、傷や汚れを防ぐもの。マイホーム完成後に、リビングの床や洗面台、トイレ、浴室などの水回りにコーティングを行った日刊住まいライターは、住み始めて1年たってもピカピカの状態をキープできています。見た目も美しいうえ、日々の手入れもとてもラク。新築の状態を少しでも保ちたい人や掃除の手間を省きたい方は参考に!

フロアコーティングを行ったリビングの床
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目次:

傷や汚れを防ぐフロアコーティングをリビングの床に採用!ピカピカになって掃除もラクになる!UVフロアコーティングオプションのコーティングも優秀!お風呂やトイレなどの水回りにも

傷や汚れを防ぐフロアコーティングをリビングの床に採用!

フロアコーティングでツヤが出た床の様子

床に液剤を塗って膜をつくり、傷や汚れを防いでくれるコーティング。UVフロアコーティング、ガラスフロアコーティング、シリコンフロアコーティングなど、いくつか種類があります。

そのなかから、筆者はフロアコーティングの最高峰といわれるUVフロアコーティングを採用。30年以上の耐久性と、子どもにも安全な薬剤を使用しているところが決め手になりました。

こちらのフロアコーティング、正直値段は安くありません。30㎡のガラスフロアコーティングで10〜25万円、UVフロアコーティングで10〜20万円、シリコンフロアコーティングで8〜15万円程度の相場。筆者はのちほど紹介する水回りのコーティングとあわせて40万円ほどかかりました。

また、施工は部屋になにもない状態で行われるので、引っ越しの際は日にちを逆算して施工日程を組む必要がありました。

そんなフロアコーティングですが、やってよかった!と思えるほど、メリットを感じています。

ピカピカになって掃除もラクになる!UVフロアコーティング

こぼした水をはじくフロアコーティング

上は、子どもがコップの水をこぼしたときの写真。しっかり水をはじいてくれるので、ひとふきできれいに。シミにもなりません。

このように筆者が感じたメリットはたくさんあります。

短時間の施工

ほかのコーティングでは自然乾燥のため2〜5日かかるところ、UVフロアコーティングは、UVを当てて瞬時に硬化するため当日完了!

1階フロアはもちろん、お風呂の脱衣所、トイレの床、階段、クローゼット内の床、2階フロアに至るまで、当日に完了し、その次の日には引っ越しをすることができました。

手厚い保証

施工を担当した業者は、保証も手厚く、自然にはがれた場合や施工上の問題なら、30年間もの長い間保証してくれます。住み始めてすぐにはがれてしまった箇所があり、相談したらすぐに駆けつけて直してくれ、とても助かりました。

床の光沢感

フロアコーティングを施すと、光沢感にはっきりとした違いが出ます。見た目がとてもキレイで、ダイニングテーブルや電気が映るほどピカピカになります!

掃除がラク

掃除がラクなフロアコーティング

子どもの食べこぼしが多いわが家ですが、水分を弾きさっとふくだけでもとのツヤ感が戻ります。普段のお手入れは、ハンディモップや掃除機だけですむので掃除もラクに!

オプションのコーティングも優秀!お風呂やトイレなどの水回りにも

洗面台ボウルのコーティング

筆者が利用したコーティングの業者では、フロアコーティング以外にもさまざまなオプションをつけてくれました。汚れやすく掃除しにくい水回りもあわせてコーティングしたことで、普段の掃除だけでキレイに保てています。

フッ素コーティング

水アカなどの汚れを付着しにくくしてくれるコーティングです。キッチンのシンク、浴室の壁面、浴槽、シャワー、洗面台のボウル、便器の内外などに施工してもらいました。

防カビコーティング

こちらはカビを防ぐコーティング。キッチンや洗面台のタイル目地、浴室の天井、床、ゴムパッキン部分、トイレのタンク裏などに加え、ゲタ箱や収納スペースに施工してもらいました。

フロアコーティングを施した家に住み始めて1年。重たいものを落としてしまったり、子どもがジュースをこぼしたりしても、傷つかずさっとふいて新築さながらの状態を保てています。床や水回りがきれいだと、家全体の印象がぐっとよくなります。かかった費用はやや高額でしたが、やってよかったと思っています。