ガーデニングはもちろん、インテリアディスプレイにも人気の多肉植物。比較的育てる手間の少ない植物ですが、今回ご紹介するアレンジは、ダイソーのフェイク多肉を利用するので、水も日光も一切不要!世話いらずでおしゃれな多肉カップを100均アイテムだけでつくってみましょう。ハンドメイド雑貨やインテリアに関する著書もあるpinkoさんに、つくり方を教えてもらいました。
すべての画像を見る(全13枚)材料はセリア&ダイソーで。すべて100均のお手軽リメイク
ぷくっとしたフォルムが愛らしい多肉植物。大きすぎず小さすぎないサイズ感と、みずみずしいグリーンのリーフがどんなインテリアにも違和感なくなじみます。水やりや日当たりを気にすることなくレイアウトできるおしゃれな多肉植物カップを、100均グッズだけを使ってつくってみようと思います。
材料として使ったのがダイソーの「多肉ポット」。一見するとまるで本物の多肉植物のようですが、じつはこれ、すべてフェイクなんです。
このフェイクの多肉植物をアレンジするために用意するのが、マグカップとドライフォーム。どちらもセリアで購入しました。セリアには、いろいろなデザインのマグカップが豊富にそろっていますので、好みのものを選びましょう。
植物を引き抜いて寄せ植えするだけで完成
つくり方はとっても簡単!自由な発想で楽しく寄せ植えしてみましょう。
1.多肉植物をポットから引き抜く
多肉ポットから植物だけを引き抜きます。
多肉の茎には針金が入っていて、ポット内の発泡スチロールに刺さっています。そこまでしっかり固定されているわけではありませんので、やさしく真上に引き抜くだけでOKです。多肉植物はやわらかなプラスチックでできているので、引き抜いてもちぎれたり壊れたりすることはありません。
2.ドライフォームをカットする
マグカップの中に入れるドライフォームをカットします。選んだマグカップ内にうまく入るようカッターでカットし、形を整えます。
3.多肉植物を植え込む
カットしたドライフォームをマグカップに入れ、多肉植物を植え込みます。ドライフォームに多肉植物の茎部分(針金)を刺し、寄せ植えしていくイメージです。
背の高いものを中央に配置し、その周囲に背の低いものを植え込んでいきます。カップ内のドライフォームが見えないよう、向きを調整しながらバランス良く配置しましょう。
これで「多肉植物カップ」が完成です。どこから見ても本物そっくりの、キュートでおしゃれな多肉植物カップができあがりました。
植物を育てるのが苦手な人でも気軽に楽しめる
小ぶりなカップに植えられた、みずみずしいグリーンの多肉植物。フェイクなので水やりも日光も不要。育てる手間やレイアウトする場所を気にする必要はありません。
持ち手がついているので移動もラクラク。場所を選ばず、飾りたい場所に手軽にディスプレイすることができるのもうれしいポイントです。
植物を育てるのが苦手な方でも大丈夫!みなさんもぜひつくってみてください。
●教えてくれた人/pinkoさん
「お金をかけないインテリア」をモットーに、家具や雑貨をDIYし、自分スタイルのナチュラル賃貸マンションライフを楽しんでいる。 『かんたんDIYでつくるおもてなしインテリア』(扶桑社刊)等、 ハンドメイドやインテリアに関する著書もある