タレント、俳優、歌手として活躍する、つるの剛士さんに、ペットがいる暮らしの魅力や日々感じる幸せについてじっくりたっぷり伺います!一緒に暮らすのは、猫のチャコ(12歳、♀、スコティッシュフォールド)と犬のアグ(8歳、♀、サモエド)の2匹。
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爪を切られるのは苦手
つるのさんと長女・うたさんにしか爪を切らせてくれないチャコ。
お気に入りの安全地帯
アグが同じフロアにいるときは、ケージの上がチャコの定位置。
ベロがトレードマーク?
庭で長男・詠斗くんとアグ。長いベロは基本いつも出しているのがアグ流。
こう見えても小柄です
次男・絢斗くんと桜の前で。サモエドの中では小柄なほうで体重は約22kg。
親の心、アグ&チャコ知らず!?個性の違う2匹との笑顔が絶えない暮らし
高校生時代からずっと飼い続けてきたというほど猫が大好きなつるの剛士さん。築50年の3階建てをリノベした家で家族と一緒に暮らしているのは、スコティッシュフォールドのチャコと、もし犬を飼うならこの犬種と決めていたサモエドのアグ。この2匹の仲があまりよくないのが小さな悩みだとか。
「アグがいるとチャコは高い場所に上って下りてこない。アグが散歩やトリミングに出かけるときに下りてくるんですけど、帰ってきたらまた安全地帯に戻っちゃう。8年暮らしても慣れないので、仕方ないですね」
今まで猫しか飼ったことがなく、アグが初めての犬。
「散歩させないといけないから早起きになったし、運動するようになりました。散歩中に、今日は朝日がきれいだなとか花が咲いてるなとか、アグのおかげで気づくようになりました」
サモエドは、国内では飼っている人が少ない珍しい犬種。その分サモエド仲間とのつながりも濃く、飼い主同士が集まるサモエドの会に参加するのも楽しみのひとつ。
「小柄だし、目はたれ目の二重だし、舌がいつも出ているから、アグちゃん珍しいね~ってよく言われます(笑)」
長年猫を飼い続けてきたぶん、別れの場面も多く経験してきたつるのさん。お子さんにはペットを迎えるたびに、自分たちより先に死ぬということを伝えるのだそう。
「だからその間にたくさん思い出つくろうねって。子どもたちにとっては兄弟みたいな存在。外出していても、お留守番している2匹がかわいそうだから、もう帰ろうって。ペットではなく、大事な家族の一員ですよね」
●つるの剛士さん
1975年生まれ。「ウルトラマンダイナ」のアスカ隊員役を熱演した後、2008年に「羞恥心」を結成しリーダーとして活躍。将棋、釣り、楽器、サーフィン、バイクなど多趣味で、5児のよき父親でもある
イラスト/masami kaneko