パッと目を引く、小さな飾り棚の付いたおしゃれなハンガーフック。玄関先の「ちょい掛け」にも便利な、インテリア性の高いハンガーフックを簡単リメイクでつくってみましょう。ハンドメイド雑貨やインテリアに関する著書もあるpinkoさんに教えてもらいました。
すべての画像を見る(全10枚)材料は2つだけ!木製ハンガーをリメイク
帽子やバッグ、ストールなどの引っかけ収納に便利なハンガーフック。フックのアールが大きいので、持ち手の太いバッグや厚みのあるバッグも無理なく引っかけることができます。
材料として使ったのは、IKEAの木製ハンガーとセリアの木材(45×3.8cm)2つだけ。IKEAの木製ハンガーは1ピースあたり100円前後なので、材料費200円程度でつくることができます。
「切って塗ってネジ留めする」だけ。わずか3ステップの簡単DIY!
つくり方はとっても簡単!「切って塗ってネジ留めする」だけの3ステップでつくることができます。
ステップ1 ハンガーをカットする
木製ハンガーの両腕部分を糸ノコでカットします。両腕部分のカット面が水平になるよう注意しながら、まっすぐに切り落とします。
ステップ2 ペイントする
両腕部分をカットした木製ハンガーとセリアの木材を、好みの色でペイントします。今回はアンティークグリーンとステインウッドの2トーンペイントで、深みのあるアンティーク調に仕上げてみました。
ムラのない単色で塗り上げるのではなく、濃淡をつけたり上から汚しペイントを加えたりすることで、リアルなアンティーク感を表現することができます。
ステップ3 木材とハンガーをネジ留めする
ペイントした木材とハンガーをネジ留めします。木材とハンガーのカット面を真ん中の位置に合わせ、木材側からネジでしっかりと固定しましょう。
木材の両端に、壁掛け用の吊り金具を取り付けます。今回はセリアの「ミニステー」というL字金具を利用してみましたが、ビラカンや専用の吊り金具などを使ってもOKです。
これで、おしゃれな「飾り棚付きハンガーフック」が完成です!わずか3ステップの簡単DIYで、実用性抜群のユニークなハンガーフックができあがりました。
幅広の「フック」が実用性アップのポイント
幅広のゆったりとしたフックが実用性アップのポイント。元がハンガーのフックなので、右へ左へと自由に向きを変えることができます。引っかけるものに合わせてジャストな位置にフックを調整できるのでとっても便利です。
玄関先での実用的な収納としてはもちろん、インテリアアイテムとして使ってみるのもオススメ。飾り棚とフックをうまく利用すれば、インテリア性の高いユニークなレイアウトを演出することができます。
IKEAの木製ハンガーを使ったリメイクアイデアをご紹介してみました。衣替えで余ったハンガーが1つあれば、簡単につくれるおしゃれな「飾り棚付きハンガーフック」。みなさんもぜひつくってみてくたさい!
●教えてくれた人/pinkoさん
「お金をかけないインテリア」をモットーに、家具や雑貨をDIYし、自分スタイルのナチュラル賃貸マンションライフを楽しんでいる。 『かんたんDIYでつくるおもてなしインテリア』(扶桑社刊)等、 ハンドメイドやインテリアに関する著書もある