朝しっかりメイクをしたはずなのに、仕事に家事に育児にとあわただしくしていたら、いつの間にか肌がドロドロになってしまう…。そんな状況にお悩みの方、ベースメイクのやり方を見直してみませんか? いつだって美しいうるツヤ肌が魅力の美容家・神崎恵さん流のベースメイクなら、肌の透明感をぐっと引き上げてくれて、明るい印象を保ってくれます。そのキモになるのは、化粧下地の塗り方。約1分半の行程を、ポイントを押さえながら行うことで、うるツヤ肌の土台が完成しますよ。
すべての画像を見る(全8枚)みずみずしい下地を塗ってうる肌の下ごしらえ
ツヤ肌への第一歩は、うるおい感のある下地を選ぶこと。塗ったときにみずみずしいツヤ感があるものがいいでしょう。「色は透明かピンク系が、どんな肌色にも合いやすくて便利ですよ」と神崎さん。さらに、顔の中央から塗り始めることで、メリハリのあるツヤが生まれます。
(1)パールひと粒分の下地を手に取る
パールひと粒分の下地を手に取ります。「たっぷりめに使うことで、肌にツヤを仕込みます。つけたすことなく、首までこの量でOK」。
(2)手のひらと指全体にのばす
両手のひらを合わせて、下地を手のひらから指先までのばします。「手の温度で下地が温まり、肌にのばしやすくなる効果も」。
(3)顔の中央から外側へ薄くのばす
手のひらと指先で、下地を顔の中心部(線の範囲内)にのばしていきます。「中央に明るさがでて、自然な立体感が生まれます」。
(4)余った分をフェイスラインと首にのばす
余った下地を、フェイスラインから首、デコルテまでマッサージするようにのばします。「顔と首の色の差をなくして、日やけも予防できます」。
(5)口や小鼻など細かいところになじませていく
目の周りや小鼻、口元などの細かい部分は、トントンと塗り固めるように中指で軽く押さえるようにして、下地をなじませて。
指や手のひらに残った分でOKです。
(6)ハンドプレスで密着させる
手のひらで顔を優しく包み込み、下地を肌にしっかりとなじませます。「ファンデーションのつきともちが、グンとアップします」。ここまでで、時間にして約1分半が目安。自然な血色感がでていれば成功です!