マフラーやストールで、首回りにボリュームが出る秋冬。セミロングからロングヘアの人は、いつものダウンスタイルにひと手間加え、こなれ感のあるヘアアレンジに挑戦してみませんか?
超簡単! なのにおしゃれに見えるヘアアレンジをヘア&メイクアップアーティストの高松由佳さんに教えていただきました。
ずらしポイントを知っていると、ヘアアレンジがこんなにこなれる!
いつものかっちりキレイなヘアアレンジに、少しだけラフに崩したような“こなれ感” を加えたまとめ髪をご紹介。慣れれば5分で完成しますよ!
●凝ったように見えるのに超簡単!ゆるめ三つ編み+横結び
すべての画像を見る(全14枚)残した衿足の髪を三つ編みにして、結び目に巻きつけて留めた横結び。
髪そのものが十分華やかなので、ヘアアクセサリーいらずなのもうれしい!
結んだ毛束が浮くとやぼったいので、首に沿うように仕上げるのがコツです。
【つくり方】
(1) 左側の衿足の髪を半分だけ残し、それ以外の髪は左耳の下に集めて、首に沿わせてゴムでひとつに束ねる。
(2) 残した衿足の髪をややゆるめの三つ編みにしてゴムで留める。
(3) (2)の網み目の外側を少し指で引き出してたるませ、三つ編みをルーズにほぐす。
(4) (1)の毛束の結び目に(3)を巻きつけて、巻き終わりの毛先をアメピンで固定する。
●まとめ位置をずらすだけでハーフアップも鮮度UP!
ハーフアップも少しゆるめに仕上げることで、おしゃれな雰囲気に。
バレッタで固定したあと、後頭部がふんわりするように毛束を引き出すことで、サイドスタイルもよりすっきり美しくなります。
分けとった上側の髪をまとめる位置を、真ん中よりサイド寄りでやや低めにするだけでこなれた印象に。
【つくり方】
(1) こめかみより上の髪を分けとり、右サイドへ寄せながら耳の下まできつくねじる。片サイドにまとめるだけで、どのアングルからでもステキと思われるスタイルに。
(2) (1)の毛束を手で持ったまま、頭頂部と前後の3か所から毛束を少し引き出し、ざっくりしたルーズな毛流れにする。
(3) ベースの髪と(1)の毛束をはさみ、耳よりやや下の位置にバレッタを留める。
サイドの毛束がたるんでしまったら上向きに2、3回ねじって、毛流れに沿ってアメピンで固定。
イマドキのヘアアレンジは、かっちりつくらず、どこかゆとりをもたせてルーズに仕上げるのがコツ。やわらかさを感じさせるヘアアレンジに仕上げましょう。