家の部分的な増築や内装替えなど、住みながらでもできるリフォームもあれば、住みながらでは難しいリフォームもあります。住みながらでは難しい場合は、仮住まいを探すことになります。自宅をリフォーム中のライター・小林ユリさんは、この仮住まい探しのハードルがかなり高かったといいます。

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悪条件を提示される場合もマンスリーマンションはどうか?仮住まいの検討は早めに始めることが大切

悪条件を提示される場合も

犬
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Fast&Slow / PIXTA(ピクスタ)

短期での仮住まい探しはかなり難航する場合があります。たとえば、筆者のようにペットを飼っている場合です。

ペットOKかつ短期OKの物件を見つけるのは相当難しい上に、仮に見つかったとしても値段が高いのです。筆者の場合、不動産業者に行ってもオーナーさんや大家さんへの紹介はおろか、もはや門前払いという感じでした。

チェーン展開している不動産業者での紹介はあきらめ、地域密着の不動産業者をあたることにしましたが、やはりそこでもなかなか見つかりません。

粘り強く探してやっと見つかった1軒は、家賃一括前払い+火災保険+敷金・礼金(どちらも2か月分ずつ)、おまけに鍵交換なし。また、入居前は簡易クリーニングのみで済ませるという条件であれば、入居可という厳しいものでした。

前住人の入居期間が長かったとのことで畳はふかふかになっており、クロスのめくれ、タバコのヤニ、お風呂やトイレのカビなど、お世辞にも「綺麗」といえる物件ではありませんでした。加えて鍵交換をしないとなると、防犯面でも安心できません。

マンスリーマンションはどうか?

ワンルームマンション

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マンスリーマンションは短期でもOKのはず!

そう思って視野に入れましたが、筆者は家族で住めるタイプを探していました。筆者の住むエリアでは単身者用、もしくはペット不可の物件しかありませんでした。不動産業者の説明によれば、希望のエリアでは単身赴任者の利用が圧倒的に多く、ファミリータイプの受け入れがあまりないためなのだそう。万策尽きました…。

こういった経緯もあり、最終的には住みながらのリフォームをすることになりました。通常の工事期間より1か月程度長くなるとの見込みですが、それも仕方がないことです。

リフォーム会社を探す段階で、仮住まいが見つからなかった場合を考えて「住みながらのリフォームは可能ですか?」と聞いておいて本当に良かったと思った瞬間でした。

仮住まいの検討は早めに始めることが大切

図面

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今回リフォームをするにあたり聞いた話では、ハウスメーカーをはじめとする施工会社が自社で抱えている物件を斡旋してくれたり、不動産業者と提携していたりすることもあるようです。けれども、工務店やリフォーム会社の場合は仮住まい用の物件を持っていないことも多いようです。

ちなみに筆者はリフォームをハウスメーカーにお願いしたのですが、仮住まい用の物件は所有しておらず、ハウスメーカーなら絶対大丈夫ということはないようです。自力で見つけるのが困難そうな場合には、施工プランの打ち合わせ時に、話を向けてみると良いかもしれませんね。

いずれにせよ、短期間での仮住まい探しは難航することが多いようですから、時間に余裕を持って早めから動くことをおすすめします。