冷蔵庫にストックした冷えた缶ドリンクから取り出せる、「缶が転がるストッカー」を紹介。これを冷蔵庫に設置しておけば「しまった、まだぬるい缶だった!」なんてことになりません。ダイソーの「折りたたみコンテナ」と「結束バンド」だけで作れる、まるで自動販売機のような缶ストッカーを、DIYしてみませんか?お子様の「夏の自由研究」にもおすすめですよ。
ダイソー「折りたたみコンテナ」で作るコロコロ缶ストッカー
コロコロ缶ストッカーの材料は以下の2つだけです。
- ダイソー「折りたたみコンテナ」
- 結束バンド(適量)
折りたたみコンテナはダイソー商品(200円)です。350ml缶でも使えますが、500ml缶がピッタリとハマる大きさです。
ダイソーで買える折りたたみコンテナには、他にもいくつか似た商品がありますが、大きさ・畳み方が違ってくるので、こちらのアイテムをおすすめします。
両サイドにあるプラスチック板の「下辺」を内側に折り込むタイプです。
畳んだ時にできる傾斜を使って、缶を出口まで押し出します。
冷えた缶から飲める!缶ストッカーの作り方
まずは完成した「缶ストッカー」をご覧ください。
両サイドのプラスチック板を固定し、ちょうど良い傾斜をつけました。
転がり落ちるしくみを横から見るとこんな感じ。
①のプラスチック板を転がってきた缶が、②の板でキャッチされて、出口付近まで転がり落ちます。
缶の出口には、1cmくらいの引っ掛かりがあるので、転がってきた缶が飛び出ません(写真左)
最後のひと缶まで手前に転がしたいのなら、ボックスの後ろに結束バンドを結んで、高低差をつけるとよいでしょう(写真右)
「結束バンド」で固定する位置は4つ
ここからは「結束バンド」を使って、コンテナに固定する位置をご説明します。
結束バンドで結ぶ時は、缶がスムーズに通る隙間を確保するなど、固定する位置を確かめながら設置します。
それを踏まえて、板を固定する「おすすめ箇所」はこちらです。
①缶の投入口の板(右)
上から1列目、外側から「6番目と7番目」の穴に結束バンドを通す。これを両端行ないます。
②缶をキャッチする板(左)
上から2列目、外側から「4番目と5番目」の穴に結束バンドを通す。これを両端行ないます。
内側に折りたたんだ板の、中央部分にある穴と、一緒につないで結束バンドで結びます。
結んだ結束バントの端は、はさみでカットしておくと邪魔になりません。
「冷蔵庫の整理」にもおすすめのジャストサイズ
補充した缶は1枚目の坂を転がり落ちて、2枚目の板でキャッチされて、出口まで運ばれます。
上から冷やしたい缶を補充して、下から冷えた缶を取り出します。
最大で6缶収納できます。
もっと収納力を高めたいなら、コンテナをボックス状に組み立ててから、一枚だけ板を完全に取り外し、ボックス中央あたりに4点を結べば、最大で8缶の収納が可能になります。
飲んだ分だけ補充して、冷えた缶から取り出せる「缶ストッカー」。
缶を取り出すたびに、どんどん手前に押し出されるので、まるで自動販売機みたいで面白い!
奥行きは約30cm、幅は約20cmなので、冷蔵庫にちょうどいいサイズではないでしょうか?
冷蔵庫に散らばる缶を整理したい方にもおすすめです。ぜひ作ってみてください。