布に「描く」ことで、まるで本物の刺繍のような立体感のある作品を作ることができる画期的な塗料が登場しました!その名も「ステッチカラー」。刺繍はなんといっても難しく、手間や時間がかかるもの。でも、この魔法のような塗料を活用すれば、簡単に刺繍風の表現ができるのです。今回はこちらの塗料を使って、リアルな刺繍風雑貨をいくつか作ってみようと思います。
目次:
「ステッチカラー」でリアルな刺繍風雑貨を作ってみよう!トートバッグにナンバリングアレンジ100均の「刺繍枠」を使ったファブリックアレンジ「刺繍風リボン」を作って巻くだけ簡単アレンジあき箱を使った点線ステッチのパッチワークアレンジブックカバーを刺繍風アレンジ「ステッチカラー」でリアルな刺繍風雑貨を作ってみよう!
針と糸を使ってひと針ひと針丁寧に縫い上げて表現された「刺繍」。
糸で描かれたモチーフには手仕事ならではのあたたかみが宿り、見ているだけでどこか幸せな気分にさせてくれます。
すべての画像を見る(全15枚)しかし刺繍は、裁縫が苦手な人にとってはとてもハードルの高いもの。
そこでおすすめしたいのが、刺繍のように描ける塗料「ステッチカラー」です。
ターナー色彩という会社から今春発売されたばかりのステッチカラーは、ボタニカルやポップな色柄にもぴったりな全12色展開。
ネットはもちろん、手芸店やホビー店などで購入できます。
パレットや筆も不要で布に直接描くことができ、乾いたあとの熱処理は不要。押し洗いによる洗濯が可能という驚きの塗料です。
使い方はとっても簡単。
チューブを指先で押してノズルから塗料を出しながら、あらかじめ描いた好みの下絵に沿って動かすだけでOK!
強く押せば太く、弱く押せば細くと、ラインの太さはチューブの押し加減で調整します。
アイデア次第で表現の幅は無限大。
ステッチカラーを使った、おしゃれな刺繍風雑貨のアレンジをいくつかご紹介してみようと思います。
トートバッグにナンバリングアレンジ
無地の布トートにアルファベットやナンバーの下地を書いて、塗料で描けばご覧の通り。
オリジナルのワンポイントを入れるだけで、遊び心のあるカジュアルなファッションアイテムに大変身です。
100均の「刺繍枠」を使ったファブリックアレンジ
100均の刺繍枠を使って、おしゃれなファブリックパネルを作ってみましょう。
好みの色の生地に鉛筆で下絵を描き、上からなぞるようなイメージでステッチカラーを乗せていきます。
塗料が乾いたら刺繍枠にセットし、余分な生地をカットすれば完成です。
金色や銀色といった光沢のあるものを使えば、金糸のような高級感のある作品に仕上がります。
華美すぎないので、上品、かつエレガントなシチュエーションにもぴったりです。
「刺繍風リボン」を作って巻くだけ簡単アレンジ
手持ちの生地をカットし、ステッチカラーでデザインを施せばユニークな「刺繍風リボン」が完成。
塗料の乾燥時間は2~3時間ほどですが、ドライヤーなどを使えばより早く乾燥させることができます。
できあがったリボンをバスケットにぐるりと巻けば、おしゃれな東洋風バスケットに生まれ変わりました。
刺繍を手縫いするのは気が遠くなるような時間が必要ですが、描くだけならばあっという間。
本物の刺繍と比べて遜色ない仕上がり具合もポイントです。
不要品にも巻くだけ簡単アレンジ。
色を塗ったあき缶に両面テープでリボンを貼れば、かわいらしい文房具収納アイテムができます。
あき箱を使った点線ステッチのパッチワークアレンジ
厚紙に色々な生地をパッチワーク状に貼り付け、ステッチカラーで点線を入れていきます。
点線のステッチ(針目)は少しラフな感じに入れていくとGOOD。
手縫いのようなあたたかみのあるステッチ感に仕上がります。
これをあき箱の側面に貼り合わせれば、刺繍風パッチワークボックスが完成です。
ブックカバーを刺繍風アレンジ
ブックカバーの表面に布を貼り、ステッチカラーで自由に絵柄を描き入れます。
ラベルやシートをアクセントに添えると、よりプロダクトっぽい仕上がりになります。
針も糸も一切使わないので、根気も器用さも一切無用。
刺繍入りのブックカバーを、わずか数十分で作ることができました。
これなら子供でも簡単! 親子で一緒にブックカバー作りを楽しんでみるのもいいですね。
今回は描くだけで本物の刺繍のような作品を作ることができる塗料「ステッチカラー」を紹介しました。
裁縫が苦手な方もステッチカラーを使えば簡単&手軽に刺繍風雑貨を作ることができます。
新たな手作りツールのひとつとして、みなさんもぜひ使ってみて下さい!