男の子が「レゴ」の道を歩むなら、女の子は「シルバニアファミリー」というお子様も多いのではないでしょうか?レゴもシルバニアファミリーも「集める楽しさ」がありますが、その分収納場所に困ります。「遊ぶ世界観を楽しみたい幼少期」と「実用的に使いたい小学生時代」ですが、子どもの成長を見越して作成した、わが家の「シルバニアファミリー収納棚」をご紹介したいと思います。
安価な2×4材で3段の収納棚を作成
すべての画像を見る(全7枚)こちらが10年近く使い続けている、長女(6年生)の収納棚です。
奥行きは40cm、幅は1.5ⅿあって、3段の棚が付いています。
制作費は1,500円くらいだったと記憶しています。
薄い2×4(ツーバイフォー)材を組み合わせて作ったので、強度が心配なところですが、連結金具を取り付けて強度を高めました。
棚を作る時に気を付けたのは、木材を丁寧にヤスリ掛けすること。子どもがトゲで怪我をしないようにするためです。
安全面も重要ですが、一番重視したかったのは「機能性」と「長く使えること」です。
シルバニアの世界観を意識した「幼少期」
幼少期はこのような使い方をしていました。
シルバニアファミリーって、お家やお店のセットが人気ですよね。
この量を床に広げて遊ぶとなると、親も子どももお片付けが大変になってしまうので、収納しながらそのまま遊べる「高さ」や「幅」を意識して設計しました。
収納棚を設置するだけならば、カラーボックスを並べるのが簡単ですが、細かなこだわりを反映させられるのがDIYの良い所。
屋根はかわら屋根を意識して、木材を短く切り分けて縦に並べました。赤くペイントすることで、シルバニアの世界観に近づけます。
下の棚は無塗装のままにして、木の節を楽しめるフローリングをイメージして横張りに。
もっと手を加えたくなりますが、シルバニアファミリーで遊ばなくなった時のことを考えて、棚の形をキープして完成させました。
オモチャから卒業して実用的に使いたい「小学生時代」
子どもが小学校に上がると、学校の持ち物が増えてきますよね。
絵の具や習字道具など、最初はクローゼットに収納していましたが、このように手が届いて見える場所の方が、子どもは取り出しやすいようでした。
シルバニアは飾っているだけでも可愛いので、子どもが成長したあとも、上段にはシルバニアを置いて下段には学校道具を収納する、という使い方をするのもいいですね。
幼少期はリビングの近くに棚を置いて、子どもが大きくなったら子ども部屋へ移動することもできます。
工夫を加えすぎないシンプルな棚が、長く使える秘訣だと感じました。
シルバニアが大好きなお子さんをお持ちの方に、ぜひ参考にしていただけると嬉しいです。