最近、自宅で仕事をする機会が増えてきた筆者。そこで欲しくなったのが「ワークデスク」。「木製・安定感・低価格」を条件に市販のワークデスクをリサーチしてみましたが、予算内で納得のいくものはなかなか見つからず……。そこで、ニトリのカラボをベースにして、手抜きDIYしてみることにしました。
目次:
ニトリのカラボをベースにして低コスト+安定感を実現!天板と表板を組み立てる天板はブライワックス+白でアンティーク風の塗装にカラボに表板をつけてアンティーク風に見せるセッティングするコスト以外の魅力も!DIY家具ならではの魅力を実感ニトリのカラボをベースにして低コスト+安定感を実現!
すべての画像を見る(全8枚)天板はしっかりとした無垢材を使用しているのでぬくもりがあり、化粧合板のデスクと違って使い込むほどに味が出るのが魅力です。
手抜きDIYなので不器用な筆者でも簡単に作ることができました。
今回は、デスクのベース部分にサイズ展開豊富なニトリのカラーボックスを使用しました。
使用したのはニトリの「カラボA4-2段(DBR)/幅約41.9×奥行29.8×高さ71.8cm」(価格/999円・税込)。
ベースに市販の商品を使えば、複雑な工程が要らず、簡単に低予算でつくることができます。
この他、近くのホームセンターで
- 天板用…1×4のSPF材5本(長さはお好みで。今回は182cmをそのまま使用)
- 天板連結用…1×3のSPF材1本(44cm×2本にカット)
- カラーボックスに貼り付ける表板…ベニヤ板1枚(厚さ2.5mm)
を購入しました。ベニヤ板は以下の通りホームセンターでカットします。
- カラボ横&背面貼り付け用/42cm×72cm 2枚+30cm×72cm 2枚
- 縁取り用/5cm×72cm 4枚+5cm×20cm 4枚
※機械の誤差で3mm程度短くなる場合があるので、やや大きめにカットし、必要に応じて紙やすりで調整します。
木材費用は、上記でざっと2,000円程度。カラーボックスを含めても4,000円程度でした。
その他、木ねじ(3cmくらい)10本、釘12本、木工用ボンド、強力両面テープ(5m程度)、お好みに応じて塗装用品(木材用ワックスや水性塗料)を使います。
天板と表板を組み立てる
天板は裏面に1×3のSPF材をあて、木ねじで留めていきます。下にカラーボックスが入るので留める位置は端から30cm程のところです。
カラーボックス横に貼る表板(ベニヤ板)には、縁取り用の木材1と2を両面テープで貼り付けておきます。
天板はブライワックス+白でアンティーク風の塗装に
今回、天板(SPF材)の塗装は木材用のワックス(ブライワックス/色:ジャコビアン)の上から、水性のホワイトをムラが出るように重ね塗りしました。ベニヤ板の仕上げは、ワックスのみです。
なお、ワックスを塗布する際はニトリの「厚手台ふきん(30枚)」(価格/399円・税込)を使用しました。
使い捨てできるのでDIYでも扱いやすく、厚みがあり作業がしやすかったです。
ワックス+水性塗料でアンティーク風の塗装なら塗りムラが味になるのでDIY初心者の方にもオススメです。
乾いた後、適当にフォークなどでひっかくと使い込んだ風合いに。
ざらつきが気になる部分は紙やすりをかけました。
カラボに表板をつけてアンティーク風に見せる
次に、カラーボックスの背面と横面(デスク正面)にベニヤ板を取り付けます。
背面は木工用ボンドで貼り付けた後、釘で四隅と中央の計6か所固定しました。
カラボ横面には強力両面テープでベニヤ板をしっかりと圧着します。
セッティングする
アンティーク風に塗装した天板をカラーボックスの上に載せて完成です!
今回、右側のカラーボックスには、ダイソーのプラボックス大を3つ入れました。収納力も抜群です。
近くで見るとこんな感じです。
コスト以外の魅力も!DIY家具ならではの魅力を実感
makaron* / PIXTA(ピクスタ)
使用するうちに傷がついても、それが味となって木ならではの風合いが出てくるのは嬉しい限り。
さらに、いずれデスクが不要になった際にも天板を板壁や別の家具を作るのに使うことができたり、カラーボックスだけで使うこともできるという良さもあります。
「DIYって面倒くさそう……」と思うかもしれませんが、やってみると想像以上に簡単ですし、コスト以外にもたくさんのメリットを感じることができると思います。
ぜひトライしてみてください!