韓国でヒット!という謳い文句の「水はね防止スクリーン」をご存知ですか?ひとことで言えば、シンクで洗い物なんかをしているとき、洋服やエプロンが濡れるのを水はねからガードしてくれるものです。「水はね防止スクリーン」または「水はね防止スタンド」は、値段が高いものだと5,000円近くします。安くても1,000円台。100均のセリアさん(など)がそのうち作っちゃうでしょうが、108円で発売される前に、216円で作ってしまおう!ということで、材料を買いにセリアに行ってきました。
自分で作れば超安い!
すべての画像を見る(全11枚)洗い物をすると毎回、必ず水浸しになるシンクの縁。濡れたら拭けばいいんですけどね。
材料は、PPシート(横50cm 縦35cm)と、Q-banという吸盤付きのフックの2点のみ
我が家では、実は2015年頃から水はね防止スクリーンもどきを作って、キッチンのシンクに設置しておりました。
スポンジなどを置くカゴを外し、PPシートをネジで留めただけの簡単なモノです。
しかしこれ、ほったらかしにしておくと(ネジを外すのが面倒なので……)、PPシートの裏側に水垢が溜まって、カビが生えてしまうのです。
ダメじゃん!!
自作の水はね防止シート(旧型)
今回は、本家・水はね防止スクリーンを
パクって
参考にして、吸盤で取り外せる仕様に。
そこで、「Q-ban」という吸盤付きのフックを購入したわけですが、吸盤が手に入ればなんでもOKです。
吸盤だけ使おうと思って買ったら、フックがフタの抜け防止の栓がわりになっていました。なので、丸ごと使います
こちらは吸盤が他のものより大きく、しかも2個入りなため、ベストチョイスだったりします。
PPシートは半透明や黒なんていうものもありますけど、色が強いと悪目立ちしてしまうと思い、淡い色のものをチョイスしました。
3ステップでできる水はね防止スクリーン
PPシートは横の長さが50cm、 縦の長さが35cmあります。
横の長さは十分ですが、縦の長さはこのままだとシンクには高すぎるため、カッターナイフで適当にカットしました。
次に、切ったPPシートに吸盤を取り付ける穴を開けます。
計測すると、大きさ12mmの穴が必要。
ノギスで吸盤の軸の太さを測ると、12mmほど
PPシートはしなる程度の固さなため、キリで難なく下穴が開けられました。ハサミでその穴を広げてもよし。
筆者は電動ドリルを使ったため、すぐにちょうどよい大きさの穴が開いてしまいました。
(PPシートに開ける穴の位置は適当だけど、左右の高さだけは揃えた方がいいですよ)
穴開けは、ドリルがあれば一瞬。穴にハサミの片刃を突っ込んで、グリグリと360度回してもうまくいきます
最後に、吸盤をPPシートの穴に差し込んでおしまい!
穴が小さい場合は調節して広げた方が、吸盤を取り付けやすい
吸盤を左右に取り付けて完成! 最初から付いていたフックも、何かの役に立ちそう
あっという間にできた。筆者のDIY史上、最短かも。
それでは、シンクの内側に取り付けてみます。
……ステンレスの平らな面に、吸盤はぴったりくっつきました。
蛇口下の水はねも……
ご覧の通り、しっかりガード。旧型よりすっきり
シンク手前に取り付ければ、本家にも劣らぬ効果を発揮!
筆者の場合、シンク手前と奥用の2つを作ったので、材料費は216円ではなく324円でした。
PPシート改め、この水はね防止シートは吸盤で留めているだけなので、簡単に取り外しできるし、使ったら外して乾かすこともできます。
見栄えは本家の製品に劣りますが……お財布にはたいへんやさしい、格安で便利なアイテムなのでした。