暑い日が続くと「ゴミ箱の嫌な臭い」が気になりだしませんか?早く乾く夏だからこそ「しっかり丸洗いしたい!」のですが、ゴミ箱は大きくて洗うのも大変です。最初から”ゴミ箱を汚さなければ”掃除の頻度を減らせるはず!そこで、5分で簡単にできる「ごみ箱のインナーボックス」の作り方をご紹介します。
ゴミ箱が汚れる原因って?
そもそも、ゴミ箱が汚れてしまうのは何故でしょうか?
【原因】それは考えるまでもなく、汚れたゴミを捨ててしまうからです。
頭ではわかってるんですよ。
でもね、「ついうっかり~」が積み重なって、さらに子供がいたりすると、どうしてもキレイを保つのが難しくなるんですよねー。
我が家で使用しているごみ箱はこちら。
20Lサイズで上部にごみ袋を押さえる部品が付いている、よくある一般的なごみ箱です。
ごみ袋をちゃんと取り付けているはずのに、なぜ汚れが付着するのでしょうか?
「見て見ぬふり?」そもそも袋のサイズが合っていない
はい、コレ普通に我が家の事です。
ゴミ箱が20Lサイズにもかかわらず、10Lのゴミ袋を使用しています。
最初は20Lを使っていましたが、家族4人で10Lのゴミ袋でちょうど良いくらいに生活が変化しました。
近年のゴミの分別で、細かく分類されるようになったことと、ゴミ袋が有料になったこともあって「ゴミの削減意識」が働いたのも大きな要因です。
「詰め放題と勘違い?」使っているうちに、袋がズレる
容量に合ったゴミ袋をセットしても、袋は軽く挟んでいるだけですから、ゴミを無理やり押し込もうとすると、少しずつ袋がズレてしまいます。
「あともう少しだけ!」
満杯なのに、袋の伸びる力を信じて無理やり「詰め放題」にしてしまいます。
角があるような、尖ったゴミを捨ててしまって穴が空くことも。
そこに汁気のあるゴミを捨ててしまったら、それはもう大変です。
ゴミ箱が汚れるのを事前に防ぐ!インナーボックスをDIY
「ゴミ箱が汚れる原因」を解決したのが、この「インナーボックス」です。
一見ただのダンボールですが、いくつかの問題解決ポイントを意識して作成しました。
これを使い始めてから、世代交代を繰り返し、かれこれ5年以上たってますから、それなりに満足している品です。
「材料」と「道具」
- カッター
- カッター板
- 定規
- ガムテープ
- ダンボール
- (必要に応じて)厚みのあるビニールの袋
材料はたったこれだけですが、成功のカギは「段ボール選び」にあります。
大きすぎてもだめ、小さすぎてもダメ。大事なのはゴミ袋の容量に忠実であること。
【おすすめしたいダンボール】
10Lゴミ袋には、清涼飲料水など250ml×30のダンボール!
20Lゴミ袋には、ビールなど500ml×24のダンボール!
これはちょっとした「コツ」と「こだわり」です。
いろんなダンボールを試してきましたが、これらのダンボールが一番ゴミ袋にシンデレラフィットするダンボールでした。
つくり方は3ステップ、所要時間は5分!
それではさっそく作り方をご紹介します。
つくり方はとっても簡単3ステップ、所要時間は5分程度です。
手順1.「段ボールに切れ込みを入れる」
段ボールの蓋になる部分の、短い方の辺に、斜めの切り込みを入れます。
切り落としてはいけません。下の紙一枚残す感じです。
これを左右に三角に折れるような形で、両端とも切り込みを入れます。
手順2.「ガムテープでとめる」
上部のフチに合わせてガムテープをぐるりと一周。
切れ目を内側に折りこんで、ガムテープを止めるのですが、下から1㎝くらいを残しましょう。ココが大事なポイントです。
手順3.「ビニール袋で防水」
ビニール袋をかぶせて、防水する。これはお好みですが、これをしておくと万が一の時も安心です。
洋服を買うと入れてもらえる、丈夫なビニール袋がちょうど良いです。
上部を折り曲げて、ガムテープを張り付けますが、先ほどちょっと覗かせた「折り曲げた部分」をビニールで覆いかぶせてしまわないよう、注意してください。
完成です! 恐ろしくゴミ袋がピッタリ。
底にピタリと密着するほど、ビニール袋が行き渡っています。
ここが一番のポイントになる「ズレ防止」のフック。
持ち手の輪を、先ほどガムテープで留めずに残した、切り込み部分に引っかけています。
これでゴミをどれだけ詰め込んでも、ちょっとやそっとじゃ外れませんよ。
ごみ箱に入れたらこんな感じ。
20Lのところに10L用の箱を入れているので、隙間が空いてしまうのは目をつぶっていただくとして、ゴミをどれだけギュギュッと詰め込んでも、袋がズレ落ちないのです。
もちろん20Lサイズのダンボールで作っていただければ、ピタリとフィットしますよ。
いかがでしょうか?サイズ違いのゴミ箱でも買い替えずにそのまま使えて、ごみ袋がズレてしまう「あのイライラ」も解消できちゃう!
ゴミ箱汚れの掃除の手間を省くために、事前にひと手間!
まずはゴミ箱を汚さない!「ゴミ箱用インナーボックス」のご紹介でした。