「いつもカーテン全開で庭を眺めたい!」けど「外から室内がまる見えは嫌だ!」。植物たちの成長を覗きたくて、レースのカーテンを開けてはチラ見……。まるでストーカーのようですが、庭の様子が気になって仕方がありません。これを解消しようと、人目を気にしないで植物を眺めることができる「囲まれ空間づくり」を始めました。今回は、その空間づくりについてご紹介します。
すべての画像を見る(全11枚)景色も美しく変える!目隠し用の「メッシュフェンス」をDIY
いつも植物たちの成長を見ようと、庭を見ているのはこの場所です。
5月上旬の我が家の庭。花壇には宿根草ばかりを植えているので、芽を出し始めた頃でちょっと淋しいですが、今回の目的は家の中の目隠しと、ここから見える景色を美しく変えること!
少し上の写真ではわかりにくいですが、写真奥の正面にはメッシュのフェンスがあります。
まずは第1弾として、「ウッドフェンスづくり」から始めました。
ウッドフェンスづくり
我が家のメッシュフェンスでは、つるが伸びないこの時期は目隠し効果が薄くなります。
そこで家にあった廃材を利用して、既存のフェンスに横ルーバーを付けることにしました。
今回は幅250mm、高さ200mmのメッシュ付きのウッドフェンスを作ります。
電動のこぎりでカットして、「ペンキを塗って釘を打つだけ」と言いながら人の手を借りてDIY中。
今度は娘がペイント!筆者のこだわりを実現するために、家族みんなを巻き込み中。
既存のフェンスに外側から板を張り付けていきます。
上の写真のメッシュはコンクリートを敷くときに使われる「ワイヤーメッシュ」です。
ホームセンターで簡単に手に入りますし、1枚数百円から販売しています。
もとは銀色だったのですが、サビ付いて茶色に変色してしまいました。でも、サビ色はナチュラルガーデンには欠かせませんよね。
サム / PIXTA(ピクスタ)
去年はクレマチスのツルがお隣にまで遊びに行ってしまい、慌てました……。今年はこのフェンスで植物の侵入対策がとれそうです。
見事、ウッドフェンスが完成しました!どうでしょう? 少しだけ窓から見える景色が変わりましたか?
あえてフェンスの足元は開けてみました。風通しと防犯対策のためです。
あとひと月もすれば植物のツルが伸びて目隠し効果も2倍になるはず。茶色い景色が緑に変化するのが今から楽しみです。
こんなに違う!「囲まれ空間づくり」Befor・After
庭を上から見たこちらの写真が、Beforです。
Befor先ほど紹介した、窓から見えている範囲がここです。6畳ほどの広さで、ここの景色を変えるのが今回の目的でした。
こちらがAfterです。
写真上部のワイヤーフェンスにルーバーを付けたことで、少しだけ「囲まれ空間」ができました。
Afterこの日は一日暖かかったので、庭に植えたジューンベリーの葉が開いていますね。この樹木も「囲まれ空間」に一役かってくれる、大事なアイテム。
……ん? それより竹で組まれた格子の範囲が広がっているぞ?
zenpaku / PIXTA(ピクスタ)もちろん、これも囲まれ空間を作るための大切なもの。
次回は増築した「ぶどう棚」をご紹介したいと思います。