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どんなに気をつけていても、どうしても床に傷がついてしまいますね。
床の傷は、どこに住んでいても、頭を悩ませてしまう問題です。
ちょっとしたことで傷がついてしまいますので、本当に注意が必要になります。
でも、大丈夫です!
そんなに神経質にならずに済むために「床を守る方法」をご紹介いたします。
床を傷つけないための4つの方法
床を傷つけないためには、「緩衝材の利用」が一番だと考えます。
ただし、緩衝材といってもかなりの種類がありますので、家具や家族の状態によって選んで、複数試してみるといいでしょう。
では、緩衝材のタイプ別にご紹介いたしましょう。
【1. クッション性で守る】
クッション性のあるものは、ホームセンターや100円ショップにたくさん売られています。
その中でもジョイントができるパズルマットがオススメです。
「EVA樹脂」は軽量で柔軟性があり、弾力性に優れています。
子どもの遊び場に使われることが多いですが、著者宅では加湿器などの軽い家具の下に敷いて、移動しやすいようにしています。
また、ちょうどいい大きさに切って使うことができます。擦ったら傷のつきやすい金属製の棚の下にも使えます。
【2. ポリプロピレン素材で滑らせて守る】椅子やテーブル、子ども部屋のベッドなど、使うたびに細かい傷が出来てしまう家具には、ポリプロピレンを使った緩衝材が床を守ってくれます。
裏面は、接着面になっていますので便利です。
椅子などに付けると、押し引きしたときに、滑るような感覚でスムーズに移動が可能です。
また、切り取って使うことができますので、良く移動する家具の裏に貼ってもいいでしょう。
著者宅では子ども用ベッドの階段に使っています。
【3. フェルト素材で守る】キャスターが付いている物に関しては、絶対に傷がつきます。
著者の書斎では、10年でこんな状態になってしまいました。
キャスターがある物は、動きが取れることを考慮して、フェルト素材を使います。
移動もカンタンですし、汚れたらその部分だけを外して洗濯することができます。
【4. コルク素材で守る】以前、「“コルク素材”を使って「ブーツケース」がつくれるってホント!?」で書きましたが、コルク素材は、断熱性・吸音性・耐水性などの優れた面があります。
ですから、洗濯室などの水まわりでも活躍できます。
洗濯カゴを置いたり、ちょっとした棚の下に敷くだけで傷から守ってくれます。
浅めの傷はダイソー、深めの床の傷はホームセンター商品で修復を!
それでも傷がついてしまったら、早い段階で修復しましょう。
今回は「浅めの傷をダイソー商品」と「深めの傷をホームセンター商品」で、修繕する方法をご紹介します。
【浅い傷をダイソー商品で修繕する方法】使ったのは、ダイソーで売っている「キズ補修マーカー」です。
さまざまな色のものが売られていますので、自宅の床色に近い物を購入します。
筆者の場合は近い色を2本購入してみました。
使い方は、傷にマーカーで塗りながら、乾いたぞうきんやティッシュなどで色を押さえていくだけ。
これだけできれいになります。
【深い傷+ホームセンター商品】こちらは、ホームセンターで購入できます。
かくれん棒で円を描くようにキズを埋めていきます。その後、備え付けのへらで、不要な部分を削り取ります。
キズがある程度埋まったら、マニキュアで木目を書いていけば完成です。
いかがでしたか。床の傷を防ぐには「緩衝材の利用」は有効です。ご家庭に合う物を選んで複数使ってみてください。
万が一傷がついてしまったときは、傷の深さに合わせて慌てずに補修してみてくださいね。