子どもの誕生を機に家を持とうと考えていた千葉県千葉市にお住いの黒川さん夫妻は、新築マンションを検討していたものの、費用とプランが納得できる物件がなかなか見つからなかったそう。そこで中古マンションをリノベーションして自分たちらしい空間にしようと考えました。すでにウサギを飼っていたので、特にウサギ専用のスペースを作ることはマストでした。そこで、築17年のマンションを、こだわりのウサギ専用のインナーバルコニーが付いた1LDKにリノベーションしました。
ウサギが自由に遊べる空間に!ウサギLOVEな夫婦
すべての画像を見る(全10枚)黒川さん一家が暮らすのは、30階建てマンションの23階。2000年築で広さは97平米。オープンなLDKを、ソファでくつろぐリビングスペースと、家族で食卓を囲むダイニングスペースに、家具で緩やかにゾーニングしています。
そしてLDKの一角に、「ウサギ専用のインナーバルコニー」と小上がりをつくりました。
オリーブちゃん
ラテくん
子どもやウサギたちの様子をいつも見守れる間取りになっています。
光がたっぷりと注ぎ込むインナーバルコニーは、モルタル仕上げの床に人工芝を敷き詰め、ウサギたちが走り回っても足裏を傷つけないように配慮しています。
「以前はケージに入れている時間が多かったんですが、ここでは思い切り遊ばせられます」と妻はほほえむ。
ウサギカフェでの運命的な出会いが、飼うきっかけ!?
子どもの頃にもウサギを飼っていたという妻。そんな彼女が夫とウサギカフェへ行ったことが、飼い始めるきっかけだったという。
そのカフェで手乗りサイズの茶色い子ウサギのかわいさに、妻のハートは射抜かれた! それが、現在4歳のミニレッキスのオリーブ。
その後、ラテ(3歳)が加わり、一時は5羽と暮らしていた、ウサギLOVEな夫妻。
しかし、こちらのマンションの規約で小動物は2羽までしか飼えないため、3羽は妻の実家に預けているそう。「以前はLDKに出して遊ばせていたんですが、毛がすごく抜けて掃除が大変だったんです」(妻)。
そこでウサギ専用のインナーバルコニーをつくること。ガラス張りにして、いつでもウサギたちの様子を見ることができるようにしました。
ウサギのお部屋は、夫が愛情込めてDIY!
ケージを置いている棚は夫がDIYしました。オリーブもラテも、睡眠、ご飯、トイレはすべてケージの中。
エサは牧草と、牧草を原料にしたペレットをメインにしているそう。ちなみに、ニンジンは食べないのだとか。意外!
おやつは、ビタミンCなどのサプリメント。ウサギだって、栄養バランスは大事なんです!「子どもがもう少し大きくなったら、ウサギと遊ばせてあげたい」と妻。
家の中がウサギのキュートな仕草で明るい雰囲気に包まれているお宅でした。
設計・施工/リノベる。
撮影/山田耕司
※情報は「リライフプラスvol.23」取材時のものです