暑い季節が近づくと、水回りの汚れやにおいが気になってきますよね…。
ついつい放置しておくと、大変なことに…。そこで、汚れた排水口を簡単にピカピカにする方法を、お掃除研究家のおそうじペコさんに教えてもらいました。
浴室排水口はオキシウォッシュで簡単リセット!
暖かくなってくると、においや汚れが気になる場所のひとつに浴室の排水口があげられます。毛髪などのゴミやヌメリも多く、パーツも多いのでついお手入れを後回しにしてしまいがちです。
そこで今回は洗浄力が高い「オキシウォッシュ」を使って簡単に汚れた排水口をリセットできる掃除方法をご紹介します。
●オキシウォッシュは一本で3役の働き!
排水口掃除におすすめなのが、ホームセンターなどでよく見かけるブルーのボトル「オキシウォッシュ」です。
汚れを浮かせ除菌作用もある「過炭酸塩」、油汚れに強い「炭酸塩」、汚れを落とす「界面活性剤」が含まれています。つまり、しつこい汚れを浮かせて落とし、除菌もできる一本で3つの作用が期待できます。とくに主成分の「過炭酸塩(ナトリウム)」は洗濯槽の漬けおき洗浄剤等にもよく使用されているので、こびりついた汚れに効果があります。
ブルーのボトルは安定感もあり、フタがそのまま計量カップに使えるので気軽に使うことができます(キャップ山盛り1杯で30g)。
●排水口掃除の手順とワンポイント
オキシウォッシュで排水口パーツの漬けおき洗浄と、排水口のお掃除をしていきます。
◆排水口パーツのお掃除方法
(1) 排水口パーツをはずします。
一番上のヘアキャッチャーを外します。あらかじめ、毛髪やゴミなどをとりのぞいてから外すとゴミが周囲に散乱しません。
次に封水筒を左側に回して外し、一番下にある排水カップも持ち上げて外します。
※排水口パーツの外し方についてはメーカー取扱説明書の方法に従ってください。
(2) 漬けおきします。
バケツに、40~50℃のお湯にオキシウォッシュを溶かした溶液をつくり、パーツを入れます。基本のレシピは4リットルに対しオキシウォッシュ30gです。
<ワンポイント>漬けおきしたらフタをして温度が下がらないようにすると、成分が浸透しやすくなります。
(3) 洗浄します。
1時間ほど漬けおきをしたら、バケツの中でブラシを使って洗いすすぎます。
汚れが浮いて剥がれ落ちやすくなっているので、ブラシの毛先で軽くこするとパーツの細かい溝のゴミもきれいに落とすことができます。
汚れがしっかり落ちてピカピカになりました。
◆排水口のお掃除方法
(1) オキシウォッシュを振り入れ、漬けおきます。
排水口の入口や周辺にオキシウォッシュをまんべんなく振り入れます。
40~50度のお湯を周囲から排水口の中心に向かって注ぎ入れ、泡立たせ1時間ほど漬けおきします。シャワーを使うとより泡がしっかり立つので汚れが落ちやすくなります。
(2) ブラシで擦り洗いをします。
排水口内部、周囲をブラシで擦り洗いしてよくすすぎます。
<ワンポイント>ブラシは細かい場所や軽い汚れはつま先で軽く、ひどい汚れには付け根のかかとを使ってやや力を込めて擦ると上手に使えます。
ヌメりやカビもおちてスッキリしました。
【まとめ】
汚れをリセットした後は、ヘアキャッチャーにネットをかぶせるなどして汚れが排水口にたまらないよう工夫をすると掃除の頻度が下がります。
漬けおき掃除は浴室の掃除をしながら同時進行でできるので時間の節約にもなります。ぜひこまめに排水口のお掃除もしてみてくださいね。