今年は家にいる時間が増え、自炊をしたり、暖房やお風呂を使ったりするたびに水道光熱費がかさんだという家庭が多いはず。そんなお悩みを解決するには、日頃から節約ポイントを押さえて過ごすことがカギになります!
テレビなどでご活躍中の節約アドバイザー、和田由貴さんに、お得に過ごすコツを教わりました。
アイテム使いとアイデア勝負!水道光熱費の節約ワザBEST6
冬場は水道光熱費が上がる時期。暖房器具の使い方の工夫や電気もガスも使わない保温で光熱費を節約。さらにお湯をムダなく使うことで水道代もおトクに! 節約のプロが本当に使っているワザを聞きました。
●1 料理は土鍋の活用で一石二鳥
カレー、おでん、煮物などの煮込み料理は土鍋でつくり、食材に7~8割火がとおったら、火からはずして毛布やフリースで包んで保温調理。ガス代が節約でき、食材に味がしみ込んで一石二鳥。
●2 リビングはカーテン+100円シャワーカーテンで冷気を遮断!
100円ショップのビニール製のシャワーカーテンを購入し、カーテン上部の穴を、現在つけているカーテンのフックにとおすだけ。窓とカーテンの間にビニールをはさむことで風をとおさず、外からの冷気を遮断。
●3 お風呂の湯船に保温シートで冷めにくく
ホームセンターなどで売っているアルミ製の保温シートをお湯の上に直接かけてから、浴槽のフタをしてダブルで保温。浴槽のサイズに合わせて、保温シートをカットして使うのが冷めにくくするコツです。
●4 体を温めるならレッグウォーマーで足首を温めて
首、手首、足首の3つの「首」は動脈が皮膚に近い所をとおっているので、温めると血流がよくなり、温かい血液が全身を巡って体が温まります。つま先だけでなく足首も温めて。
●5 食器洗いはパスタのゆで汁でつけおいて
パスタをゆでたあとのでんぷん質が溶け出したお湯を洗いオケにためておき、食器洗いに再利用。でんぷん質には油を吸着する働きがあるので、油汚れの食器をつけおき洗いして。
●6 ストーブは窓を背にして置いて暖め効果アップ
壁を背にして置くと、暖かい空気が反対側の窓に向かい、外気と接している窓に当たり温度が低下。反対に窓を背にして壁に向かい空気を対流させると効率よく室内が暖まります。