節約のために出費をセーブすることは、精神的にもきついものです。その一方で、ものを増やさないように心がけている人は、出費が前より減り、「がんばらなくちゃ!」という意識をさほどすることなく節約できるようになるそう。

ものが少ない暮らしを提唱するサロンを主宰する本多メグさんが日ごろ実践している習慣について伺いました。考え方次第で、家もすっきり、節約もあわせてできることがわかりますよ。

「すぐに買う」をやめてお金を貯める!モノを減らして節約するミニマリストの4つの習慣

身の回りのものを必要最小限にとどめ、少ないもので暮らす「ミニマリスト」と呼ばれる人がいるのをご存知ですか?ミニマルに生活していると、「ものを買う」ということが減り、特別にがんばらばくても自然と節約につながっていきます。安いものを探してあちこちスーパーを回ったり、家計簿をしっかりとつけたり…。こうした努力とは無縁になるのです。今回は無理なしで節約につながる、「すぐに買う」をやめる4つのコツをご紹介します。

●家にあるもので代用できないか考える

激安ショップに、注文の翌日に配達してくれるネットショップ…。欲しいと思ったら、安く、あっという間に手に入る今、身の回りには多くの誘惑があります。でも安易に買ってしまう前に、家にあるもので代用できないか、まずは考えてみては? お花をもらったけれどピッタリな花ビンがない…そんなときは、細いグラスやあきビンを使って飾ることもひとつのアイデア。

また、消臭剤の代わりに、ドリップしたあとのコーヒー豆を利用するのもあり。消臭効果があるので、無料の消臭剤として使えます。調理の場面でも、代用できることはあるでしょう。専用の調味料は持たない。ドレッシングや焼肉のタレ、マリネ液などは、必要なときに家にあるものを混ぜてつくるのです。

●家族で共有する

文房具
すべての画像を見る(全4枚)

家族で共有できるものは、ひとり一個もたなくても大丈夫です。使用頻度の低い文房具類なら、家にひとつあれば困らないでしょう。ホチキス、カッター、太いマジック、定規などが該当します。

マフラーとハンカチ

また、傘は、男女兼用のデザインであれば、貸し借りできます。長い傘、折り畳み傘の両方を男女兼用にするといいですね。マフラー、バッグ、ハンカチなどでも、応用できそうです。ただし、注意すべき点も! 家族のうちひとりでも嫌がるなら、強制しないように。個人の好みがバラバラかもしれませんので、家族のみんなの同意が必要です。

●レンタルを活用する

結婚式用のドレスなど、使う頻度が少ないけれど必要なものは、レンタルが便利です。衣装以外にも、いろいろレンタルできます。スーツケース、客用布団、スキーなどのレジャー用品、キャンプ用品…。場所をとるものはとくに、レンタルすると家がすっきりしますね。また自家用車もめったに乗らないのであれば、カーシェアリングやタクシーを活用するのも手。保険代、駐車場代、税金など維持費がかからない分、節約になります。コピー機も、家にあるとインク代など消耗品費がかかります。たまにしか使わないなら、コンビニプリントにしたほうが結局安上がりな上に、印刷もきれい。

小物やバッグ

レンタルをする相手は、なにも企業やお店だけではありません。友人や実家を相手にシェアをしたっていいのです。着物や浴衣、特別な日のアクセサリー、大きな工具など、たまにしか使わないものを持っている人がいれば、少しのお礼をして借りるとよいでしょう。これなら、借りるほうも貸すほうも、お互いにメリットがありますね。

●そもそも必要か?と考える

スマホと腕時計

ものを手に入れようとする前に、そもそも本当に必要なのか考えてみましょう。たとえば、腕時計が壊れたので買い替えようとしたとき、スマートフォンをいつも持って歩くので、時間を見るのにじつは困らないかもしれません。

古びて買い替えようと思ったキッチンマットは、本当に必要ですか?毎日サッと床をふくほうが、清潔ですしマットを洗濯する手間も不要なのでは?壊れたり古くなったりして、ものを買い替えようと思ったときはチャンス!そもそも必要か見直してみましょう。

<まとめ>

考え方の順番としては以下のとおり。「そもそも必要か?」と疑ってみて、どうしても必要であれば「家の中に代用品はあるか?」「誰かに借りられないか?」…。こんな風にひと通り考えて、最後に、「買う」という選択を。これをするだけでも、ものが増える確率はぐっと減りますし、結果として、「節約のための生活」をしなくてすみます。今度、ものを買うときには、このアイデアを思い出してみてくださいね。