今年はゆっくり家で過ごしたい年末年始。手軽におせちの気分を楽しみたいなら、好きなものだけを買ったりつくったりしてはいかがでしょう。
ここではおせちの名脇役、華やかな紅白なますの簡単なつくり方を紹介します。
おせちの紅白なますのつくり方。甘酢はレンジでつくると手軽さがアップ
甘酢はレンジでつくるとより手軽さがアップ。ニンジンは大根よりも色が濃いので、細めに切るとバランスがよくなります。
●紅白なます
【材料(4~5人分)】
・大根 10cm(500g)
・ニンジン 1/3本(60g)
・塩 小さじ1
・A[酢大さじ5 砂糖大さじ4 塩小さじ1]
【つくり方】
(1) 塩もみをする
大根は5cm長さに切って皮を厚めにむき、2~3mm幅の細切りにする。ニンジンは5cm長さに切り、2mm幅の細切りにする。ボウルに入れて塩をふり、ざっと混ぜ合わせる。室温に3~4分おき、水気を絞る。
(2) 甘酢を加熱する
口径約20cmの耐熱ボウルにAを入れて混ぜる。ふんわりとラップをかけ、電子レンジ(600W)で2分ほど加熱する。
(3) あえる
(2)に(1)を加えてあえ、そのまま冷ましながら味をなじませる。
[1人分54kcal]
おせちの盛りつけレッスン
おせちがよりおいしそうに見える、ちょっとした盛りつけのワザをご紹介します。
●ワンランクアップ!テク「飾り葉」を添える
葉らん、松葉、南天などの縁起のいい葉もので料理をグッと華やかに。重箱や皿に敷いて料理をのせたり、仕切りに使ったりすると、お正月気分を高められます。
●2日目のおせちは「皿盛り」ですてきに!小分けにして、料理の特徴を生かしながら盛る
量が少なくなったおせち料理は、お重のまま食卓に出さず、皿盛りに! 気分が変わり、マンネリを防げます。
料理は少量ずつ盛り、皿に余白を残すと上品な印象に。さらに主役のメイン料理は手前に盛って目立たせます。汁気がある料理は小皿に入れて味が混ざらないようにするのもポイント。また、あれば少し高さのある皿もプラスすると、料理に高低差がでて立体的に見えます。