年末年始は家じゅうのものを見直して手放すタイミング。背中を押してくれる格言とともに、部屋も気分もすっきりさせましょう。
片づけについての著書があるインスタグラマー、yur.3さんに聞きました。
今度こそ捨てる気になる格言つき!年末年始の「即捨て」リスト
「捨てるときに意識したいキーワード」をyur.3さんに聞きました。
・悩むよりアクションを起こすことが大切
捨てるものがひとつしか見つからなくても、まずは行動に移すことが重要。
「取捨選択がヘタだと卑下するのではなく、ひとつはちゃんと捨てられた! と自分をほめましょう」
・新年に新調したいものは、今年じゅうに手放しておく
ひとつ買うなら、ひとつ手放すことがものを増やしすぎないための基本ルール。
「事前に手放すと、収納場所にも困りません。気持ちよくものを受け入れる準備ができますよ」
●yur.3の片づけ格言1:ものは必ず劣化する
まだ使えるから、ともち続けても、ものは劣化する一方。
「調味料のように、捨てるタイミングを見失いがちなものは“年末に一新する”と、期限を決めて捨てましょう」
ほかにも…期限のあるもの
□賞味期限のきれた調味料
□保存庫に眠っている乾物
□消費期限のきれた乾電池
□なんとなく残している試供品
□使用期限の過ぎた薬
●yur.3の片づけ格言2:似合わない服も手放せない人は似合う服を選べない
「捨てることを繰り返すと『前もチェック柄の服を捨てたな』など、自分に合わないものがわかるようになります」
今の自分に似合わないものがわかると、買い物での失敗も減少!
ほかにも…今の自分に合わないもの
□高かったからと捨てられない服
□サイズが変わって着られなくなった服
□じゃまにならないからと置いている、身につけないアクセサリー
□衝動買いした雑貨類
●yur.3の片づけ格言3:あき箱は虫のすみかになる
段ボールなどは害虫のすみかになるうえ、収納スペースを圧迫。
「とくに目的なく置いているものは、“スペース分の価値”がそのものにあるかどうかを考えてみましょう」
ほかにも…家を狭くしているもの
□家電やオモチャが入っていたあき箱
□いつか捨てるつもりの段ボール
□“なにか”に使えると思ってとっておいた缶
□ため込んだ紙袋
□もう読まない雑誌
□必要のない書類
●yur.3の片づけ格言4:古いパンツも捨てられず、女をサラリと捨てていく
「下着を捨てるべきか迷ったときに考えたいのが、今日の下着で救急車に乗れるかどうか」
人に見られて自分の価値を下げそうなものは、潔く捨てるようにしましょう。
ほかにも…見られて恥ずかしいもの
□使い古した下着
□限界まで使った靴下
□ゴワゴワになったハンカチ
□ファスナーが壊れたりヨレヨレになったポーチ
□ボロボロの財布
●yur.3の片づけ格言5:今年履かなかった靴は、たぶん来年も履かないな。2年も履かなかった靴は、きっと一生履かないな
「たまたま今年出番がなかっただけ、と残しておいたものが2年たつと流行も変わり、使えないことが多々あります」
1年以上使っていないものは、即捨て候補に!
ほかにも…1年以上使っていないもの
□いつ使ったか思い出せない客用布団
□何年も使っていない、古いデザインのスキーウエアや水着
□部屋が狭くなった、子どもが大きくなったなど、出番を失った行事グッズ(クリスマスツリー、ひな人形など)
●yur.3片づけ格言6:使っていない連絡先の数に、人づき合いの薄さが見える
年末年始は年賀状を出したりと、ものだけでなく、人間関係もあらためて考え直すタイミングにぴったり。
「捨てることは、本当に大切なものを再確認するきっかけにもなります」
ほかにも…人からもらった捨てづらいもの
□2、3年より前の年賀状
□とっておいた昔の手紙
もの以外も見直しのタイミング!
□だれかわからないアドレスやLINEの友達
□PRやDMで埋まったメールボックス
□見返すことのないパソコン内のデータ
□ムリしてつき合っていた人間関係