新型コロナウイルスの流行で、日々の生活ががらりと変わった2020年。
ものが増え、これまで以上に家事に時間をとられて、「家の中が片づかない!」と悩むことも。
収納グッズを上手に使いこなして、リバウンドなしの片づく家を実現する水谷妙子さんに、家族全員がわかりやすい収納のコツを伺いました。
2021年に向けて、“すっきり片づいた家”を目指しましょう!
無印良品などの収納グッズを使いこなして、リバウンドなしの片づく家に
すべての画像を見る(全10枚)小学2年生を筆頭に、子ども3人を子育て中の水谷さん。
「家族が多いとものが多くなり、きれいな部屋を保つのは大変。私も昔は片づけが苦手でした」
そこでものを整理し、収納グッズの力を借りながら部屋を整えていくと、暮らしやすさが格段にアップしたそう。
●収納グッズを買ううえで大事なこと
収納グッズを選ぶときにもっとも大事なことは、だれがなんのために、どこで使うのかを買う前に把握しておくこと。
「家族全員がわかりやすい収納」を心がければ、リバウンドのリスクも低くなります。
疲れているときもリバウンドなしの1アクション収納
片づけのハードルを下げるコツは、動作をなるべく少なくすること。1アクションなら、「どこにどう置くんだっけ?」と頭で考えなくても部屋が元どおりに。
●置くだけ収納なら仕事道具もあっという間に片づく
ファイルや手帳などはレタートレーに置くだけで、出し入れ簡単。
「いつも座るテーブルの真後ろを収納場所に。振り返ると手が届く距離だから、移動ゼロで片づけられます」
●隙間づくりで細かいアイテムの出し入れもストレス知らず
「無印良品の6段式の小物収納ボックスをカスタマイズ。一段飛ばしで引き出しを入れて上部に隙間をつくっています」。
よく使う手前のものは、引き出さなくても出し入れできると便利!
●セット化しておけば料理の準備もスムーズに
一緒に使うものは同じボックスにまとめて収納。丸ごと取り出せば効率的です。
「お弁当づくりに使う小物やカトラリー類をセット化。何度も出し入れする手間を減らせます」
●「ただいま」ですぐバッグをしまえば部屋が散らからない
部屋に無造作に置きがちなバッグは、玄関すぐの収納に専用スペースを用意。
「私のバッグ以外に、夫の小物や子どものヘルメット&上着を置いています」
かがまずスムーズにしまえる高さの棚にしているのもポイント。バッグの中身は入れたままでOK!
家族全員が出し入れラクラクな半透明収納を徹底!
キッチンや洗面台の扉の中は、あけたらひと目でわかるボックス収納に。
半透明なら中身が透けて見えるから、迷わず探せて残量も確認しやすい!
●ゴチャつきがちなキッチンの食材ストックも把握しやすさアップ
食品ストックの収納に使っているのは、無印良品のファイルボックス。
「中が透けて見えるから、目当てのものへ素早くアクセスできます。浅型だから奥のものまで確認しやすい!」
●洗面台下のストック収納も奥まで見渡せる
「半透明のボックスだから商品ラベルがよく見え、さらに浅型なら奥の方に入っているものも確認できます」
一見ゴチャついて見えても、扉を閉めれば隠れてしまうので問題なし。
洗剤は元々の容器のまま使用。
だれが見てもわかりやすく、スプレーや注ぎ口の使いやすさもそのまま。
このほかにも
ESSE1月号の「断捨離 風水など開運術も! 2021年はすっきり! 散らからない! とにかく片づく収納術」では、片づけ上手さんのものの手放し方やきれいが続く仕組みづくりを紹介しています。
2021年をハッピーに過ごすために、ぜひチェックしてください!