本日11月30日、イケア渋谷店が渋谷センター街にオープンしました。
7階建ての店舗で、2021年春にはスウェーデンレストランのオープンも予定されています。
イケア渋谷店がオープン。買い物だけじゃなく食べ物も楽しめる
さっそく取材し、気になるアイテムをチェックしました!
●クリスマスアイテムがずらり
まさに今の時季気になるのが、クリスマスグッズ。
都市型の家にフィットするコンパクトなツリーやオーナメントが、ショップ入ってすぐのスペースにずらりと並んでおり、クリスマスムードに浸れます。
ベッドの上にちょこんといる、三角のとんがり帽のひげのある妖精の人形。こちらはノルウェーやデンマークでは「ニッセ」、フィンランドでは「トントゥ」、イケア発祥の地スウェーデンでは「トムテ」と呼ばれています。北欧へ行ったことがある人なら、空港のおみやげ屋さんで買うかどうか悩んだことがあるはず!
帽子に雪の結晶の刺繍が入っているなどクオリティが高いのに、なんと、税込699円(商品名:VINTER 2020 ヴィンテル 2020)! これはマストバイです。
クリスマスシーズンの食べ物もずらり。
北欧のクリスマスに飲まれるグロッグやクッキー缶、そして自分で組み立てられるジンジャーブレッドハウスセット(499円)も売りきれる前に欲しいところです。
インスタグラム上で、
ジンジャーブレッドコンテストも開催中です。
●10種類ものベジドックが食べられる
そして、渋谷店で注目すべきは、ベジドッグ専門のビストロ。なんと10種類ものベジドッグを購入することができます。
しかも10種類のうち、8つの味は渋谷限定! 各メニューにはスウェーデンの地名がついているのも注目です。
左上から順に、ストックホルム ケバブベジドック(単品360円)、エルムフルト オニオン&紫キャベツベジドック(単品110円)、ウプサラ マッシュポテトベジドッグ(単品150円)、スモーランド ベジドッグ(単品80円)、ラップランド サーモンベジドッグ(単品460円)、左下から順に、イスタード ノルディックチーズベジドッグ(単品240円)、マルメ シーズナルサルサベジドッグ(単品220円)、カリックスチョップドサラダベジドッグ(単品300円)、カルマル チリコンカンベジドッグ(単品180円)、ヨーテボリ シュリンプディルマヨベジドッグ(単品410円)となっています。
定番のホットドッグよりサステナブルな、植物性の材料を使った、こちらのベジドッグ。
材料はケール、レンズ豆、キヌア、タマネギ、小麦プロタインなどで、食物繊維やタンパク質、ビタミン、栄養素が豊富であるうえに、低脂肪・低コレステロール・低カロリーなのもうれしい点です。
「ヘルシーでサスティナブルな食べ物こそおいしく手ごろであるべき」と考えているイケアならではの取り組みですね。
●サスティナブルなアイテム
ベジドッグだけでなく、サスティナブルな商品開発の取組みにも積極的に取り込んでいます。
こちらの「MUSSELBLOMMA/ムッセルブロマ」シリーズで使用されるポリエステルの布地は、リサイクルプラスチック製。スペインの漁師が地中海の網にかかったPET樹脂を回収したものをリサイクルする仕組みをつくったそうです。
この布地に使われるプラスチック1キロを回収するにあたり、9キロのゴミ(その他のプラスチック、金属、ゴム、ガラスなどの素材)が海から回収されています。
このシリーズのテキスタイルは、海のさまざまな緑や青の色を使い、魚の頭が図案化されたデザイン。プラスチックバッグが使われないようになることを目指しています。
当面は、密を避けるため来店には整理番号が必要とのこと。毎日21時に翌日の整理番号の発行ができますので、イケア公式サイトをチェックしてみてくださいね。
<撮影・取材・文/ルミコ・ハーモニー>