上手にお金管理をする第一歩は、財布の管理。財布の中身も、部屋と同じようにきちんと整えておくことで家計がうまく回ります。
今回はお片づけのプロ、整理収納アドバイザーの長島ゆかさんのお財布の中身を拝見。カード収納のポイントなどをご紹介します。
財布も部屋と同じように整える。財布に入れるポイントカードは4枚だけに厳選!
長島さんは長財布派。収納しているカード類は全部で9枚です。
免許証や保険証、クレジットカード、銀行のキャッシュカード以外で入っているものはたった4枚。
「とくに使用頻度が高いカードだけ財布に入れています。私の場合はなじみのドラッグストア、コープ、仕事柄よく行くニトリ、そしてショッピングセンター(ららぽーと)のもの」と長島さん。
●頻繁に使わないカードは別のカードケースに。自作インデックスが便利です
「カードを入れるスペースはまだあいていますが、入れすぎると管理が大変。財布の厚みも増してしまいます。それほど頻繁に使わないカードは、100円ショップのカードケースにまとめて別で収納しています」
●使用頻度が高いカードは「同じ側」にまとめておく
「長財布に入れているもので一番よく使うのはクレジットカード。自分が財布を持つ向きを考え、最も取り出しやすいと感じている場所に収納しています。私の場合は写真の左上位置。使用頻度が高いものはポイントカードを含め、すべて同じ側にまとめて見渡せるように」
●割引券や商品券は、もらったらすぐ使う
お店の割引チケット、商品券、クオカードなどは、もらったらすぐに財布へ。
「家に保管しておくと、いつの間にか期限ぎれになっていたり紛失する可能性も。財布に入れておけば、使い忘れることがありません」
長島さんはフリーランス。財布の中には、仕事用の経費レシートを生活費を分けて保管するためのクリアファイルも入っています。B5のクリアファイルを財布のサイズに合わせてカットし、目立つ色のマスキングテープをはっているのがポイント。
●財布に不用品をためこむのはNGです
お財布を整えるのは、部屋を整えるのと仕組みは全く同じ。ものの定位置を決めること、自分に必要なものを選びとること。使っていないポイントカード、たまったレシート、期限ぎれの割引券など、財布の中に不要品はありませんか?
家が片づかないと感じている人は、財布の中身を整理することから始めてみるといいかもしれません。