お店に行くたびに、便利なアイテムが増えている100均グッズ。その進化には目を見はらされますが、本来の使い方以外にも、じつは便利に使える方法があります。整理収納アドバイザー兼ライフオーガナイザーの佐藤美香さんは、100円ショップのヘビーユーザーだそう。自宅で実践しているという、100均グッズの意外な活用法を教えていただきました。

こんな使い方ができる!便利な100均グッズ3選

今回ご紹介するのは、「スクレーパー」「便座シート」「鍋ブタ用のラック」。少し視点を変えれば、本来の用途以外にもかなり役に立つんです。さっそく見ていきましょう。

1.お鍋の焦げつきは、「スクレーパー」で除去

スクレーパー
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お鍋の焦げつきなどを取るのって、意外と時間がかかりませんか? ついつい力が入ってしまい、腕が疲れてしまいます。そんな汚れ落としに、私は製菓用のスクレーパー(柄のないヘラ)を愛用しています。シリコン製のかわいらしい専用アイテムもあるようですが、この形がとっても使いやすいのです。

スクレーパー

丸い方はお鍋の内側の汚れを落とすのにピッタリですし、平らな部分は広い部分の汚れを落とすのにピッタリ。やわらかい素材なので、鍋を傷つけることもありません(ご使用の際は、鍋の素材に合わせて様子を見ながらお試しください)。

2.「便座シート」を子どもの靴の目印に

トイレシート

トイレの便座シートは、小さなお子さまへの目印に使うのにとても便利です。はがせる、洗える、柄が多い、形も変えられる、素材が柔らかい、と使いやすい条件がそろっているのです。

トイレシート 靴置き目印

たとえば、子どもの靴の大きさに合わせて「お靴はここに置いてね」と靴の置き場所の目印にすると、自分で靴をそろえられるようになります。ステップ台の上に、足の形に合わせて貼り、目印にするのもいいですね。

3.「鍋ブタ用のラック」を靴収納に活用

鍋蓋ラック

本来はお鍋のフタを引っかけておくためのフックですが、出っぱりが子どもの靴をかけるのにちょうどいいデザインなんです。子どもの成長は早く、専用のものをいちいち用意するのは難しいので、100均グッズを活用しています。子どもの成長に合わせて気軽に取り入れられるので、おすすめです。

気軽に取り入れられる100均グッズだからこそ、本来と違う使い方や新しい方法を試しやすいですよね。ちょっと視点を変えてみると、意外なものが便利に使えたりします。これからも賢く利用して、暮らしをラクにしていきたいものです。