夏に涼し気なガラスのビン。じつは、こまごまとしたものを整理収納するのにとても便利。手ごろな大きさでまとめやすいうえに、中身がよく見えるので、必要なときにサッと取り出せるメリットも。
「引き出しの中に放り込んだまま、文房具や雑貨がすっかり乱雑に…」といった整理が苦手な人は、ぜひ収納に取り入れてみましょう。
清潔感のあるガラスのあきビンで、生活雑貨をおしゃれに収納
ここでは、『かんたんDIYでつくるおもてなしインテリア』などの著書があり、お金をかけずにカフェ風インテリアを楽しんでいるブロガーの柳美菜子さんに、ちょっとしたアイテムのあきビン収納術を教えてもらいました。
しまい込むと使いにくいけれど、出しっぱなしだとゴチャつきがちな生活雑貨。フタつきのビンに仕分けしておくだけで使いやすくなります。しかも、夏にぴったりな涼し気な演出も簡単にできて、見た目もおしゃれに!
あきビンを再利用するアイデアなので、お金がかからないのもうれしいところです。
●フタの色が違うジャムビンに、マスキングテープを色のトーンで分けて収納
増えがちなマスキングテープを、チェック柄のフタでおなじみの、ボンヌママンのジャムビンにまとめて収納している柳さん。
「ブルー系、ピンク系などトーンで分け、フタの色で区別しています。見た目もかわいく、棚の上などに置いてもすっきり見えますよ」
●小さなビンは引き出しの中の切手の小分け収納に
同じくボンヌママンのミニミニサイズのあきビンを、切手を値段別に仕分けするのに使用。
「レターセットやハガキなどと一緒にまとめておきます。引き出しの中に入れておけば、切手が迷子にならず、必要なときすぐに使えて便利です」
●小銭も色別に分ければ、おしゃれなあきビンインテリアに
子どもの学校の集金でよく必要になる小銭は、青いストライプのフタがさわやかなジャムのビンに入れて、飾りながら収納しています。
「右は10円玉、左は50円と100円玉。色別に分ければ、使いやすくすっきり。リビングの棚に飾りつつ収納しています」
●グリーンのフタがかわいいビンに、洗濯用のピンチを入れて
もともとサルサソースが入っていたビンをベランダに2つ並べて、洗濯用のピンチをイン。
「出しっぱなしにしておいてもかわいいので、洗濯が楽しくなります。フタの色のグリーンも、ベランダの植物となじんで、見た目もかわいい」
●カレー粉のシンプルなビンにカラフルなクリップやピンを
カラフルなクリップやプッシュピンをビンに入れれば、インテリアのアクセントにも。
「お気に入りのカレー粉のビンは、ラベルをはがせばとてもシンプル。カラフルなものを入れるとキュートにまとまるはずと思って、使いきるたびにきれいに洗って、においを飛ばしてから使っています」
家の中を整えたり、家事をこなしたりするのは、終わりのないことだけに、ときにはしんどくなるものです。でも、暮らしの仕組みを少し楽しく演出することで、モチベーションがちょっとアップすることも。
暑い夏の面倒を乗りきるために、自分に合った楽しいアイデアを見つけてみませんか?