外出自粛や在宅ワークで家にいる時間はまだまだ長くなりそう…。そんななか、暮らし上手な人はこの状況で生まれたおうち時間を、むしろ積極的に楽しんでいる模様。整理収納コンサルタント・本多さおりさんのおうち時間をのぞいてみました。
家にいる時間をストレスに変えない解決策を見つける
中古マンションをリノベーションしたお宅で暮らす本多さん。家族4人でその広さは65平米。仕事場も兼ねているというから、それほど広さはありません。
それでもすっきり心地よい暮らしを実現。要は、おうち時間を楽しむための工夫がカギに。
●自分にとっての癒やしスペースを大事に
すべての画像を見る(全9枚)「いつもいる“癒しスペース”にお気に入りの雑貨やグリーンを置いて整えておけば、おうち時間の心地よさが格段にアップ」
夜はマットを敷いてだんらんの時間に。
●苦手な作業は便利家電に頼る
苦手だという料理をラクにするため自動調理鍋「ホットクック」を導入。
「子どもの食事を毎食用意することも増えましたが、これで乗りきれました」
苦手なことはがんばらないのがモットーです。
●手入れの簡単なグリーンで気持ちをリフレッシュ
ベランダ栽培のミントを花ビンに飾って洗面台に。
「水替えが面倒なので(笑)、グリーンは水回りの近くに置くようにしています。日に何度も使う洗面台に飾ると目に留まって◎」
●巣ごもり時間こそ暮らしのストレスを見直すきっかけに
家にいる今こそ、気になる点を改善するチャンス。
「床にあってジャマだった電源タップに面ファスナーをはってテーブル裏につけられるように。小さなイライラを解消できました」
●家のどこにいてもラジオや音楽が聴けるように
ワークスペースに設置したスピーカーからは一日じゅう、FMラジオが流れています。トイレにもCDプレーヤー。
「ラジオや音楽を聴いていると自然とリラックスできるんです」
●ベランダを上手に使えばおうちの中でも気分転換
ベランダにテーブルを置いて仕事をしたり、音楽を聴いたり。
「ちょっとした工夫で家でもレジャー気分が味わえます」
ルーフバルコニーでは子どもたちがビニールプールに大喜び。
●家族を家事に巻き込む工夫をする
子どもたちが自分で身支度できるように、浴室前に収納ケースを置き、家族4人分の着替えを収納。
「いちばん下の引き出しは子ども用。2歳の二男でも自分で取り出せます」
おうちで過ごす時間が長くなったことを嘆く前に、生活を見直すチャンスととらえて。暮らしやすさのアイデアはほんのちょっとしたことだったりも。そんな小さな発見をどんどん実践していけば、おうち時間が楽しいものに変わるはず!