おうち時間や在宅ワークが増え、久々のお出かけや出社日におめかししようとしたら、パンプスが痛すぎて履けなくなっていた…という方はいませんか? 自宅中心の生活を続けた結果、スニーカーやぺたんこ靴など、ラクなものしか履けない足になってしまい、これから再びパンプス足に戻すのは至難のワザ…。
でも大丈夫、そんな甘やかされた足でも履ける、神パンプスを見つけました!

今回は、ユニクロ「コンフィールタッチシリーズ」の“神心地”に感激したファッションライターの小川聖子さんが、その魅力をじっくりレポートしてくれました。

たくさんの靴
走れるどころか、履いたまま寝たいぐらい快適なシューズ
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ユニクロの「コンフィールタッチシリーズ」が天才!足が包まれて快適すぎる

パンプス慣れしていない足でも履ける神パンプス、それはユニクロの「コンフィールタッチパンプス」と「コンフィールタッチシューズ」です。
ユニクロのシューズラインは今までもありましたが、今回久しぶりにじっくりチェックしてみたら、あまりにもすごい進化を遂げていて驚きました。感動すら覚え、この靴に出合った日は、パンプスを履かない夫に一生懸命にそのすばらしさを説明してしまったほど。
この靴のすごさをお伝えしたいと思います。

●1:底面はもちろん、上側にも入ったクッションで、包まれているような履き心地

グレー靴のつま先

まずすごいのは、足入れしたときのフッカフカの履き心地! コンフォート系をうたうシリーズに中敷きクッションは必須ですが、クッションのボリュームが普通ではありません。

黒靴2つ

フィット感のよい3Dアーチクッションもさることながら、体重がかかる拇指級に当たるクッションがフッカフカ!

さらにかかとにはパッドが内蔵、甲に当たる上側の部分にまでクッションが入っているので、足入れをすると足が丸ごと包まれているような心地よさで、とてもパンプスを履いているとは思えません。

・ユニクロ コンフィールタッチポインテッドシューズ(ヘリンボーン)(2900円+税)

・ユニクロ コンフィールタッチポインテッドシューズ(2900円+税)

●2:コンフォート系とは思えない美シルエット!

靴を履いた様子横

さらにすばらしいのはその美しいシルエット。かつては、2Eや3Eといった横幅が広くて「履き心地のいいパンプス」は、「見た目がイケてけない」というジレンマがありました。

でも、「コンフィールタッチパンプス」はシルエットもちゃんとキレイ!

靴を履いた様子前

アーモンドトゥに近い、シャープすぎないポインテッド、指股がギリギリ見える浅さのフロントカット、低ヒールでも華奢さを感じさせるヒールなど、オフィスで悪目立ちしないばかりか、ふとした瞬間も過不足ない美しさを放つ、「美人の実力」をちゃんと備えているのです。

・ユニクロ コンフィールタッチパンプス(スムース)(2990円+税)

●3:カラー展開の絶妙さと、高見え具合がすごい!

ベージュとグレー靴2つ

そして今回私がびっくりしたのは、そのカラー展開の絶妙さと色出しの上品さです。スムースレザー風のヌーディベージュは素足で履いても黄色く浮かない、落ち着き感のある色味。ベージュって、素材のクオリティが如実に出てしまう色だと思うのですが、とってもキレイで全然お安く見えません。

というか、お仕事をはじめてから20年余年、さまざまな合皮パンプスを見てきた身としては、「フェイクレザーはここまできたのか!!」と感嘆せずにはいられません。レザーのなかでも最高級のカーフ(仔牛)調に仕上げたようなのですが、「本当にそうですね!」と納得してしまう、高級感のある質感がすごいです。

茶とグレー靴2つ

お話が素材に逸れてしまいましたが、スエード調の素材を使ったパンプスも、とても上品なカラー展開です。秋らしいカーキっぽいグレーは、浅いカラーだとカジュアルに見えたり、場合によってはコーディネートから浮いてしまうこともありますが、落ち着き感があるやや深い色味は、大人の女性の着こなしにもしっかりなじんでくれます。

パウダリーで明るいグレーも、着こなしを安っぽく見せない高級感を持っています。ほかにも、ワイン、ブラウン、ブラックと何色も展開がありますが、いちいちよく考えられている感じで、本当に「捨て色がない」ので迷ってしまいます。

・ユニクロ コンフィールタッチパンプス(2990円+税)

黒靴つま先

個人的に「コンフィールタッチポインテッドシューズ」の紫味がかったダークブラウンもグレー系のお洋服と相性がよく惹かれました。

・ユニクロ コンフィールタッチポインテッドシューズ(2900円+税)

●4:履き心地はそのままにデザインバリエーションも豊富!

上記のようなキレイめタイプのほかに、もうひと型気になったのがこちら! 「コンフィールタッチラウンドシューズ」です。

黒と白靴2つ

甲まですっぽり包まれる、履きこみの深いカジュアルシューズは、味わいのある愛らしい雰囲気で、今どきっぽい抜け感のある着こなしに活躍してくれます。返りもよく、フィット感も抜群なので、一度履くと脱げなくなってしまいそう。

自粛期間のリラックス感を保ちつつ、さりげなくおしゃれにも見せられるコスパ抜群の一足は、まずは黒から…。でも、タイツを履くことを考えたら、ブラウンや白も活躍しそうですよね。思わず、「一足でいいの?」と自問してしまう完成度です!

・ユニクロ コンフィールタッチラウンドシューズ(2990円+税)

ちなみに取材の後、私は黒のラウンドシューズとベージュのパンプスをお買い上げ。同行した編集も履き心地のよさに驚き、同じ黒のラウンドシューズとグレーのポインテッドシューズを買っていました。

以上、2020年秋冬にぜひ検討したい、「コンフィールタッチ」シリーズのご紹介でした。一度足を入れてみるとびっくりするほど履き心地がいいシューズ、ぜひ試してみてくださいね。

【小川聖子さん】

アパレル企業に勤務したのち、女性誌のライターに。現在は『with』『mamagirl』を中心にファッションやインタビュー記事などの編集、ライターを務める。instagramアカウント:

@seikoo0826