キッチンの排水口のフタをあけたら…知らない間に生ゴミがたくさんたまってしまってる…そんなことはありませんか?
そんな面倒な家事を避けるためにもフタを取っ払ったと教えてくれたのは、共働きで4人の子育てをしているブロガーのベリーさん。いいことづくめのその生活を教えてくれました。
あって当たり前を疑う。排水口のフタをなくしてみた結果…
あるのは当然だと思っていたけど、なくてよかった…そんなものはありませんか? わが家が使うのをやめてかなりラクになったもの、それは、シンクの「排水口のフタ」です。
●排水口のフタのおかげでヌメリが増えてしまう…
わが家は築40年を超えた賃貸マンションに暮らしています。引っ越してきた当初、シンクの排水口にはプラスチックのゴミ受け、そしてその上にはプラスチックのフタがセットされていました。排水口にフタがあるのは、一般的だと思います。しかし、このフタがなかなかのクセモノです。シンクでは、調理の下準備をしたり、食べ終わった後に食器を置いたりするうちに、大なり小なり、必ず生ゴミがたまります。ここにフタがあるとどうなるか。…生ゴミが見えなくなり、見て見ぬふりをしてしまうことが増えてしまうのです。
そうなると悪循環です。見て見ぬふりをし、ゴミがたまる。ゴミがたまるとヌメリが発生する。ヌメヌメした生ゴミは触りたくない。ゴミ受けを触るのもイヤになる。いつの間にか、フタもヌメヌメ、カビまで発生。見えなくなることで、余計に不清潔になっていくのです。
何度かイヤ~な目にあってから、ふと気づきました。ゴミが常に見えるようにすればいい! 出たばかりのゴミであれば、野菜の切れっぱしなど、ただの「食べ物のかけら」です。それであれば、触るのにも抵抗感はありません。そう気づいて、排水口のフタは片づけけました(賃貸なので引っ越すときに元に戻せるよう、捨てることはしません)。
ゴミ受けも、備えつけのプラスチックのものは片づけ、同じ大きさのステンレスのものを購入。洗いやすさがアップしました。ゴミ受けに浅型の排水口ネットをかぶせて、そのまま排水口へセットします。1日に1回、夜家事の最後に交換。毎日必ず変えるだけで、ヌメリ知らずです。
フタを使っていた頃は、フタを洗うのが嫌でした。凸凹があって洗いにくく、すぐヌメリが出てしまったからです。フタを使わなくなったことで快適。まずフタを洗う必要がなくなりましたし、ゴミが目に見えることで、たまればすぐ気づいて交換できます。
●こまめな掃除をするようになり、シンクは常に清潔
フタを使わなくなって2年ほどでしょうか。ないことで感じるメリットはあっても、困ったことはひとつもありません。排水口ネットはシンク下の棚の扉にはって剥がせるテープで袋ごとはりつけていています。ネットを替えたいときにサッと手に取ることができるのも、フットワーク軽く交換できるコツのひとつです。
目の前にあるのが当然だけれど、扱いにくい。そういうものがあった場合は、まず数日使わないようにするのも一案です。私の場合の排水口のフタのように、使わないほうが快適だった! と目からウロコのものがあるかもしれません。