窓の脇についているカーテンの「房かけ」。じつはカーテンタッセルをかける以外にも使い道はたくさんあります。
「わが家は賃貸で、もともとカーテンの脇に『房かけ』がすでについていました。でも私はカーテンを留めるタッセルを使っていないので、別の収納に利用させてもらっています」と語るのは片づけのプロフェッショナルであるライフオーガナイザーの森麻紀さん。
カーテンの房かけを収納に活用!モップやコードを引っかけて
どんなことに活用しているのか、ご自宅を例に教えてもらいました。
●キッチンの腰窓
キッチンワゴンの奥にある房かけには、カードリングを利用して、フローリングモップを引っかけています。
フローリングワイパーがちょうど床から浮く位置になるので、掃除機をかけるときにも便利な高さです。
●リビングの掃き出し窓
いつも私は、ダイニングテーブルでパソコンをしています。
そろそろ充電したいと思ったときも、すぐ横のカーテンの房かけに引っかけてあるコードをさすだけなので、とても便利!
カーテンでコードがなんとなく隠れるので、カーテンをしめてしまえばコードはほとんど目立ちません。
来客予定があるときは、イスの後ろの方にある黒い箱の中へ事前にしまっておきます。
ちなみに、娘の学習机の前にも窓があるので、タブレット学習の充電コードを同じように引っかけています。
●寝室の腰窓
寝室では、照明器具のリモコンや夜中に使うこともある子どもの薬を入れたりしています。
この房かけ、娘が小さかった頃は、クリスマスにサンタさんがプレゼントをかけるのにも利用されていたんですよ!(笑)
「房かけ」はカーテンのためにつけられているものですが、固定観念に縛られず、使い道を考えてみるのも楽しいですよ。