夏の食卓に登場する回数が多かったそうめん。レシピのアレンジは無限大! この時季まだまだおいしく食べられます。
そうめんは疲れた胃にもやさしく、そして節約もかなうお助け食材。今回は、限界節約に挑むESSE読者自慢のレシピを紹介します。
節約家の母に育てられたという、お笑いコンビ「かまいたち」・濱家隆一さんの節約術もあわせてどうぞ!
節約食材といえば“そうめん”でつくる世界の料理
保存がきき、安いときは1袋100円をきることもある夏の節約食材の代表。のど越しがよく、どんな味つけにもなじむシンプルさが魅力です。そうめんでつくる、世界のごはんを楽しんで!
●鶏塩そうめん(材料費100円)
すべての画像を見る(全8枚)【つくり方】
冷やした鶏ガラスープにゆでたそうめんを入れ、蒸し鶏やゆで卵をトッピング。仕上げにカイワレ大根をのせ白ゴマを散らす。サラダチキンを使ってもOK。
「スープと具材はしっかり冷やしておくこと。食べる直前に氷を2~3個浮かべるとさらに見た目も涼しくなります。鶏肉の代わりにキムチを入れて韓国料理の冷麺風にアレンジすることも」(M.Hさん・北海道)
●麻婆ナスそうめん(材料費99円)
【つくり方】
前の晩、多めにつくっておいた麻婆ナスを翌日アレンジ。ゆでたそうめんを少量のめんつゆでからめて器に盛り、麻婆ナスをのせる。麻婆ナスをつくるときは市販の素を使って簡単にしても。
「麻婆ナスは子どもの舌を基準に甘めにつくっておき、大人はラー油や山椒を加えてうま辛で楽しんでいます! 残り物を最後までおいしく食べきれるから、節約にも大いに役立ちます」(A.Wさん・東京都)
●ラー油そうめん(材料費100円)
【つくり方】
ゆでたそうめんに、家にある具材を好みでのせ、市販のそうめんつゆに食べるラー油を混ぜ加えて添える。ラー油はカルディのものがおすすめ。
「食べるラー油はたっぷり、小さじ2以上入れるのがポイント。究極、具材なしでもおいしいです。私はウインナー炒めなどの、残り物おかずをさりげなくのせることも(笑)」(E.Yさん・福井県)
●ベトナムフォー風そうめん(材料費60円)
【つくり方】
鶏胸肉はゆでて薄切りにし、ゆで汁に鶏ガラスープを溶かす。器にスープを注ぎ、ゆでたそうめんとゆでもやし、ナンプラーを入れ、鶏肉、ネギの小口切りをのせる。
「仕上げにレモンやパクチーを添えるとより本格的に。ナンプラーは気軽にエスニック風味にできるのであると便利です。わが家は業務スーパーにて、1本約100円で購入」(K.Tさん・神奈川県)
●そうめんのカッペリーニ(材料費100円)
【つくり方】
ゆでて冷水でしめたそうめんを、ミニトマト、ツナ缶、めんつゆ(3倍濃縮)、オリーブオイル、塩で軽くあえる。好みでスライスレモンや、千切りした青ジソを添える。
「具材や調味料を適当にあえても、不思議と味が決まります。コツは麺も具材もしっかり冷やすこと。これだけで清涼感とおいしさが倍増し、まるでパスタのような味わいに!」(M.Mさん・神奈川県)
シンプルだからこそバリエーションも豊かなそうめんのアレンジレシピ。安いうえにこの満足感! ぜひ味わってみてください。
※材料費は税抜で、編集部調べです。
●かまいたち・濱家さんの限界節約術:100g58円の胸肉をまとめ買い!
鶏胸肉100g58円、これが近所のスーパーの底値。見つけたらまとめ買いし、すぐに小分け冷凍しています。
「酒をふってレンチンし、ロバート馬場さんのレシピ『万能ニラダレ』をかけたら激ウマやったわ!」
【濱家隆一さん】
1983年、大阪府生まれ。お笑いコンビ「かまいたち」のツッコミ担当。キングオブコント2017優勝、2019年M‐1グランプリ準優勝などの実績を重ね、人気急上昇中。現在はテレビ番組などで活躍。特技はマジックと料理