夏のお掃除は大仕事。暑い日に汗だくで頑張ったらフラフラに…。
とくに、夏場の浴室は、気温も高く、ヌメリやカビが発生する条件がそろいやすいので、いつも以上にこまめな換気と早めのケアが必要です。家事の効率化を提案する本間朝子さんに、とことん手間を省いた、ラクちんな掃除テクを教えてもらいました。
カビやヌメリは早めに対処。「ちょい掃除」で浴室のきれいをキープ
汗をかいてシャワーをまめに浴びたりと、夏場は浴室が濡れたままになりがち。そのためエッセ読者からも、カビやヌメリを簡単に除去する方法が知りたいとの声が多く寄せられました。
「入浴中などに『ちょい掃除』をして汚れを取り除くとラクです」
本間さんからラクちんな掃除法を教えてもらいました。
●ガラリを掃除して換気の効率を上げる
すべての画像を見る(全6枚)浴室を効率よく換気するには、ドア下のガラリを開放して空気の循環をよくすること。
「脱衣所のホコリがガラリにたまると換気が悪くなるので、掃除を。急須用ブラシなどを使うと便利です」
ガラリをきれいにして、フィルターをはっておけば次回から掃除不要に。
・3枚入縦12×横70cm ¥298(東洋アルミ)
●ボディソープでこまめにヌメリ取り
黒カビは塩素系漂白剤などで取り除く必要がありますが、ピンク色のヌメリなどは、入浴ついでにボディソープをつけてこすり落とせばOK。
●換気をするとき窓とドアは閉める
「換気扇を回すとき、窓やドアが開いていると、浴室のすみまで空気が循環せず、効率がダウン」
ドアと窓は閉めて、ガラリをあけて。ガラリがない場合は、ドアを約5cmだけあけておくと効率アップします。
ちょっとした工夫で汚れをラクラク予防!
汚れやにおいがひどくなってからだと、落とすのが大変。気になる場所はピンポイントで予防策を。
「シャワーの浴び方などにも注意すると、さらに汚れにくくなります」
●排水口のフタを外しておく
浴室の排水口のフタをしたままだと、湿気がこもるうえ、掃除が面倒になりがち。
「フタをあけっ放しにしておけば、入浴後すぐ目につく髪の毛などを取り除くことができ、清潔に保つ習慣がつきます」
【本間さん推しグッズ】らくハピ お風呂の排水口用ピンクヌメリ予防防カビプラス「2か月に一度交換するだけで、排水口のヌメリが激減! もう3年も愛用しています」
食品由来の有効成分なので安心。
・1個入¥398(アース製薬)
●立ってシャワーをしない
シャワーをするとき立ったままだと、じつは浴室の壁の上の方まで皮脂や石けんカスなどが飛び散っています。
「座ってシャワーを浴びれば、下の方しか汚れないので掃除がラクに」
ESSEonlineで紹介したアイテムが楽天ROOMで購入できます※紹介したアイテムの価格(税抜き)は撮影時点での編集部調べとなり、変動の可能性があります。ご了承ください。