夏バテの疲れが出やすい時季。さっぱり味が食べたいけれど、家族にはがっつりお肉おかずを求められるなんてことも。そこで、料理研究家の近藤幸子さんに、さっぱりしつつも食べごたえのあるおかずを教えてもらいました。
今回は、甘辛味と酢の組み合わせがおいしい南蛮酢をかけていただく「鶏とズッキーニのソテー」のレシピをご紹介。
定番のチキンソテーも、南蛮酢をかければ食欲もアップ!
男子が好きそうなこっくり濃い味のチキンソテー。夏バテの時季はお酢を加えてほどよい酸味をプラス。ズッキーニも加えれば食べごたえもバッチリ。仕上げに青ジソをのせてさわやさをプラスします。●鶏とズッキーニのソテー南蛮酢がけ
【材料(4人分)】
・鶏モモ肉 2枚(500g)
・塩 小さじ1/2
・ズッキーニ 2本
・青ジソ 10枚
・A[しょうゆ、酢各大さじ2 砂糖大さじ1 ショウガ(すりおろす)小さじ1]
【つくり方】
(1) 鶏肉は1枚を4等分に切り、厚い部分に切り込みを入れて全体に塩をふる。
(2) フライパンに(1)の鶏肉を皮目を下にして並べる。フタをして強火にかけ、フライパンが熱くなったら強めの中火で5分ほど蒸し焼きにする。フタを取り、水分を飛ばしながら皮を香ばしく焼き上げる。裏返し、さらに3分ほど焼いて一度取り出す。
(3) 肉を焼いている間に、ズッキーニを縦4等分に切ってから長さを半分に切る。
(4) (2)のフライパンに(3)を入れ、鶏肉から出た脂をからめ、フタをして強めの中火で3分ほど蒸し焼きにする。(2)とともに器に盛りつける。
(5) 青ジソは千切りにして水にさらす。よく水気をきり、(4)にのせる。食べる直前に混ぜ合わせたAをかける。
[1人分286kcal]