ものの定位置が決まらない、出し入れしにくいなど、日々感じている家の中の小さなストレスは、収納を“仕切る”ことで解決することも。
ここでは、整理収納アドバイザーのはなむらあやさんが見つけたアイテム、100均の「ドアポケット用仕切り」の活躍ぶりを紹介していただきました。
家じゅうの小さなストレスを解消!100均の「ドアポケット用仕切り」がすごい
ダイソーやセリア、キャンドゥなどさまざまな100円ショップで販売している「ドアポケット用仕切り」は、家じゅうどこでも簡単に仕切りをつくれる万能アイテムです。
その人気はSNSでも話題になり品薄状態になるほど。便利すぎて、私も思わずリピ買いしてしまいました! 今回はわが家での使い方をご紹介します。
●差し込むだけでOK!冷蔵庫が格段に使いやすくなる
冷蔵庫で使う頻度が高いものを収納するドアポケットは、扉をあけ閉めするとものが寄ってしまったり、ケチャップやマヨネーズなどの自立しないものが倒れてしまったりと、知らず知らずのうちに小さなストレスが溜まる場所です。
そんな倒れやすい食品や調味料を、すっきり収納するためのアイテム、「ドアポケット用仕切り」(2個入り)。これがとっても使いやすいんです。
取りつけ方は超簡単。ドアポケットのフチにこの仕切りを差し込むだけ。ブックエンドのようにスライドするので、置きたいものに合わせて自由自在に幅を調整できます。
この仕切りをつけただけで、冷蔵庫から調味料を取り出すときに、ほかのものが倒れてくる問題がすっきり解決!
家族で冷蔵庫を共有していると、調味料を使うたびにあっちこっちにいってしまうけど、仕切ることでものの定位置が決まるので、取り出しやすさも戻しやすさも格段にアップしました。
透明で目立ちにくいシンプルなデザインも、リピ買いしたくなる秘密。
ちなみに、余った薬味などの細々したものには、同じ種類の「冷蔵庫ミニポケット」を差し込んで使っています。
●冷蔵庫だけじゃない!キッチン周りとの相性も抜群
冷蔵庫はもちろんのこと、フチの厚みが6mm以下であれば、どんな場所でも使えます。キッチンとの相性が抜群で、出し入れしにくいと感じていたプチストレスを解消してくれました。
もともとある程度の仕切りがあるカトラリーボックスも、大小のスプーンやフォークが混ざりがち。すぐに取り出せるように、スプーンとフォークをそれぞれ半分に仕切ることで、目当てのカトラリーが一目瞭然!
お酒やみりん、油など火にかけて使う調味料は、動線を考えてコンロ下を定位置にしています。調味料収納で使っているファイルボックスにも仕切りがぴったり。出しやすく、しまいやすくなったので、その分家事も時短に。
ついつい買い忘れてしまう、ストック管理でも仕切りが大活躍! シンク下の引き出しに入れているスポンジなどのストックは、仕切りのところまで使ったら買いたす目安にしています。目で見てすぐに分かるので、家族とも共有しやすいです。
●アイデア次第で家じゅう仕切れます
キッチン以外でもアイデア次第でどこでも使えて、どんな容器でも目立ちにくいデザインなので、とても汎用性が高いアイテム。もともと仕切りがないものや、もっと仕切りが欲しいボックスにつけると、使いやさすがぐんとアップします。
無印良品の収納キャリーボックスに入れた文房具も、追加で仕切りをつけることでカテゴリーごとに分類が可能に。
ダイソーの自由自在積み重ねボックスにもフィット。倒れやすいコスメなどの仕切りとしても使っています。取りつけ部分を後ろ側にすると、よりすっきりした印象になりますよ。
このようにわが家では冷蔵庫からストック置き場、文具、コスメなどなど、多様な使い方ができる「ドアポケット用仕切り」が大活躍!
毎日家事をしていると、小さなストレスでも積み重なれば大きな負担になりますよね。枠にハマる場所ならどこでも簡単に仕切れるので、家の中で感じている収納のストレスがあれば、ぜひ試してみてください。