浴室のシャンプーボトルなどの細かいグッズは、浮かせて収納すると水アカ・ぬめり防止になります。
ここでは、整理収納アドバイザーの川根礼子さんに、おなじみのフック&つっぱり棒でつくれるプチプラ収納ラックを見せていただきました。
マグネットが使えない浴室壁に!330円でつくれるつり収納
強力なマグネットバーやフックは、タイルや樹脂の壁には使えません。
川根さんの浴室のタイル壁に設置しているシャンプーラックは、材料費なんと330円。セリアで見つけた、何度でも貼ってはがせるフィルムリングフック2つとつっぱり棒1本です。
つっぱり棒の長さに合わせてフックをはり、リング部分に棒を通すだけ。設置はとても簡単です。
フィルムリングフックは何度でもはがせるため、長さの微調整ができるのもポイント。
フィルムをはる前には、壁の水気をよくふきとり、きれいな状態にしておくことがマスト。でも空気や水が入ってしまっても、フィルムをふいて乾かしてから再度チャレンジすることができるので気楽です。
●ステンレスの摩擦音もしないから快適!
ちなみにボトルフックは、同じくセリアのステンレスボトルハンギングフック。クリップもセリアのもの。
「このフックは人気なので、浴室備えつけのステンレスバーにかけている人は多いはず。でも使うたびにステンレスがこすれ合う音が気になるという声もよく聞きます。私も以前はステンレスバーにかけていましたが、つっぱり棒を使うことで音問題も解決しました」
●かけたままポンプを押すため、かけすぎには注意!
縦向き使用で耐荷量は2kgということですが、川根さんは念のため引っかけるものの重さを計量。シャンプー、トリートメント、ボディソープや洗顔フォームなど、使いかけの状態ですが1kg程度だったそうです。
「シャンプーなどはひっかけたままポンプを押せばラク! ただしつっぱり棒を長くしすぎたり、たくさん引っかけるとフックが外れやすくなります。あまり欲張りすぎず、使うものを絞り込むことが大事です」
ものを絞ると見た目にもすっきり!
100円ショップのアイテムなら気軽に試せて、場所移動や撤去も簡単。子どもがいる家庭では、成長度合いによって高さを変えると便利です。
川根さんのテクニック、ぜひ試してみてください。