水回りのヌメりやカビが悩ましい季節になりました。食器用スポンジのお手入れ、どうしていますか?
食育インストラクターの和田順子さんは、スポンジ代わりに「びわこふきん」というアイテムを使っているそう。
「洗剤いらずで食器を洗えるふきんです。煮沸ができるので清潔。スポンジが届きにくい細かい部分を洗うのにもとても重宝しています」と話します。
使い勝手を詳しく教えてもらいました。
びわこふきんがすごい!洗剤なしで食器がきれいになります
「びわこふきん」は、食器をお湯だけで洗うことのできるふきん。昔ながらの「がら紡」という織機でつくられ、抜群の吸水性と吸油力があります。
食器洗いなどのキッチンまわりだけでなく、そのやわらかさを生かし、体を洗ったり汗ふきタオルとしても使うことができます。
●洗剤なしで本当に汚れが落ちる?
炒め物をのせたお皿や箸。びわこふきんを使えば、お湯だけで問題なく落とすことができます。
肉の脂のついたフライパンやカレー鍋は、新聞紙等でぬぐってから湯洗いすれば落とすことができます。
●細かいところが得意
水筒の口部分には茶渋がたまりがち。スポンジだとなかなか汚れが落ちず、やむをえず漂白剤を使うこともありました。
でも、直接口に入る容器なのでなるべく漂白剤を多用したくない…そんなお悩みをびわこふきんがスッキリ解決。
ふきんの端をうまく溝に沿わせると、キレイに落とすことができました。
スポンジでは洗いにくい口径の小さいグラスも、びわこふきんなら問題ありません。
使い終わったらせっけんでさっと洗って干しておけます。目が粗いので乾くのも速い! 屋内でも2~3時間程度で乾きました。
●重曹で煮洗いを
汚れがついてしまったり油っぽいなと感じたら、重曹で煮洗いをすればスッキリさっぱり。
洗剤を使わないので、水も汚れず手荒れにも安心です。
スポンジは使っていると徐々に小さくなっていきますが、それがマイクロプラスチックの原因にもなるのだとか。環境にも優しいのは大切なポイントですね。またボロボロになってきたらふき掃除に使い、最終的にはぞうきんにすれば長く使うこともできます。
スポンジ1個と比べると少し割高ですが、環境への配慮や清潔さ、長く使える点で、びわこふきんはとてもおすすめです。