梅雨の悩みといえば、浴室掃除。カビやにおいが発生しないように、すっきり掃除をして乗りきりたいですよね。
この時季のバスルーム掃除のコツを、「家事えもん」の愛称で親しまれる家事芸人の松橋周太呂さんに教えてもらいました。
梅雨のカビ撃退!「家事えもん」が教えるバスルーム掃除
●ガンコな黒カビは塩素系漂白剤できれいに
すべての画像を見る(全10枚)こまめに掃除しても、この時季、排水口回りのカビは避けられません。
「発生した黒カビは、泡タイプの塩素系漂白剤をスプレーして5分ほどおき、水で洗い流して」
手袋とマスク、換気も忘れずに。
●カビの原因になる髪の毛やゴミはこまめにとる習慣を
排水口に髪の毛や石けんカスなどがたまると、カビのエサに。
「こまめに取り除くひと手間で、カビの発生をグンと抑えられますよ」
排水口にからみついた髪の毛は、シャワーに手を当て水の出口を集中。打たせ湯のイメージでかけると取りやすく。
●カビが広がる原因の天井は塩素系漂白剤をフロアモップにつけてふき掃除
「浴室の天井のカビはフロアモップのシートに塩素系漂白剤をつけてふいたあと、新しいシートに水をつけてふき、漂白剤成分を取り除いて」
目にはゴーグルをつけて行います。
塩素系漂白剤が目に入ると危険なので、シートに吹きつけるときは必ず目より下の位置で行います。
そのほか、換気扇フィルターも外して掃除をしましょう。除菌用エタノールを使ってもOKです。
●掃除しにくい場所はジェル状漂白剤で密着除去!
浴室のすみやシャワーホースなど、カビがついていても掃除がしにくい場所は、液体の塩素系漂白剤と片栗粉を1:1でしっかり混ぜたジェル状漂白剤を塗布。ラップをして約30分おき洗い流して。
洗い場の台の下も、カビの温床になりがち。ジェル状漂白剤をつけてラップをし、30分おいてから水で洗い流しましょう。
シャワーホースは、壁につく部分にカビが生えやすいのでジェル状漂白剤+ラップを。浴室小物の裏側も要チェック。
お風呂グッズは床との接地面の小さいものや水がたまりにくいものを選びましょう。
・ワイヤーバスラックルアット4段 幅23.3×奥行14.7×高さ45.2cm ¥925(ニトリ)
・裏面も洗いやすい抗菌風呂いす 幅36.5×奥行31×高さ28cm ¥1809(ニトリ)
※塩素系漂白剤など「混ぜるな危険」の表示がある洗剤は、酸性のものと混ざると有毒ガスが発生します。クエン酸など酸性のものと混ぜるのはもちろん、酸性洗剤の直後に使うのも避けて。また洗剤のなかには、建材や設備機器によって使用できないものが含まれている場合があります。建材や設備機器の取扱説明書、また洗剤の注意書きを確認してから使用してください。各種洗剤を使用する際は、ゴム手袋などを着用してください。