夏を前に、ダイエットに挑戦する人も多いのではないでしょうか。
そこで、1日10分、おうちで鍛えるだけで理想の体型になると大人気の「やせ筋トレ」をご紹介します。

1日10分、3か所を鍛えるだけでOK!

「やせ筋トレ」を考案したのは、自身もこの筋トレで10kgのダイエットに成功したとがわ愛さん。
もともとインドアなタイプで、運動は苦手だったといいます。
「筋トレなら1日10分で、しかもおうちで簡単にできます。さらにやせるためには、“お尻”、“おなか”、“背中”の3か所さえ鍛えればいいと気がついたんです。1日1か所ずつ鍛えて、週に1回はお休みを。無理しないペースだから続けやすいんですよ」

●「お尻」を鍛えれば、脚が細くなり、さらに長く見える効果も

夏を前に露出が増え、気になるのが脚。美脚を目指すなら、“お尻”を鍛えるのが重要だとか。
「太ももの内側の筋肉が目覚めると、脚がキュッと引き締まります。垂れたお腹もグッと上がって、下半身全体が細見え!」
そこで今回は、“お尻”を鍛える2種目の筋トレにトライ!

【お尻を鍛える1:ワイドスクワット】

まずは、筋トレの王様! 美脚をつくるスクワットをご紹介。
15回を目標に頑張って、できたら30秒~1分休み、もう1セットやってみよう!

(1) 両脚を広げて立ち、ひざとつま先を外に向ける
立って手を合わせる女性
お尻を鍛えるワイドスクワット
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両脚をできるだけ大きく広げて立ち、ひざとつま先を外側に向けます、両手は胸の前で組んで。

(2) ゆ~っくり3秒かけて腰を落とす
手を合わせたまま腰を落とす女性

ひざが内側に入らないように、ゆ~っくりと3秒かけて腰を落とします。お尻を膝の高さと同じくらいまで下げます。

横から手を合わせたまま腰を落とす女性

かかとに重心をのせ、お尻を突き出すようにして。お尻の筋肉にも効いていればOK!

(3) 3秒かけて腰を持ち上げ、最初の姿勢に
最初の姿勢に戻す

今度はゆ~っくりと3秒かけて腰をもち上げて(1)の姿勢に。ひざは完全に伸ばしきらずに、少し曲げて。10~15回行い、30秒~1分休んだら、もう1セットがんばって!

【お尻を鍛える2:ヒップリフト】

お尻を鍛えるもう1種目は、初心者でもトライしやすいラクちん筋トレ。お尻の筋肉を奥から刺激して、重力に負けない丸いヒップに。
お尻がギュッともち上がると、脚が長~く見える効果も!

(1) あおむけになり、ひざを立てる
あおむけになりひざを立てる

あおむけになってひざを立て、腰幅くらいに広げましょう。両腕は手のひらを下に向けて体の横に。

両腕は手のひらを下に向けて体の横に

脚は腰幅と同じくらいに広げて。慣れてきたら脚を大きく広げるとさらに効果大。

(2) お尻に力を入れてもち上げる
お尻に力を入れてもち上げる

かかとに重心をのせて、ギュッとお尻とおなかに力を入れながら、お尻をもち上げて1秒キープ。おなかにも力を入れましょう。このとき、腰が反らないよう注意して!

(3) 2~3秒かけてお尻を床に下ろす
お尻を床に下ろす

2~3秒かけてゆ~っくりとお尻を下ろします。このとき、お尻が床に軽く触れたら、すぐにお尻をもち上げて。10~15回行い、30秒~1分休んだら、もう1セット頑張って!

ESSE7月号

では、ほかにも“おなか”や“背中”に効く「やせ筋トレ」を紹介しています。
誤ったフォームでやると変なところに筋肉がついてしまうので要注意。
ポイントをしっかり抑えて、部位に効いているか意識しながら行ってみてください!