あき箱やあきプラケース、「もったいなくて、捨てられない」ということも。とくにかわいらしいお菓子の箱や、使い勝手のよい大きさのプラケースはとっておきたくなります。
「それならば、しっかり使いきってしまいましょう」というのは、ライフオーガナイザーの佐藤美香さん。手軽にできるあき箱リメイクを教えていただきました。
中身が見えて管理がラク!味のりのプラケース
すべての画像を見る(全3枚)筒形でフタがついているプラスチックケース。中に入れたものが見えるので、管理がしやすくて便利です。
また、フタが軽くてあけやすく、口が大きなものが多いので、出し入れもラク。じつは意外と使えるアイテムなのです。
派手なパッケージははがし、好みのものにはりかえて使っています。
写真は、味のりが入っていたケース。パッケージをはがしたあと、コピー用紙にラベルを印刷して、水のりではったもの。子どものパズルやビー玉を入れるのに使っています。手芸や工作の材料を入れてもいいですね。
ラベルはなくてもいいですが、いくつか並べて使うような場合は、ラベルがあると統一感を演出できます。自分でつくってもいいですし、最近は100均にも豊富にそろっています。
欲しいサイズが手に入る!あき箱はリメイクシートで収納用品に
収納用品が欲しいと思ったときに、ちょうどよいものが見つからず困ることがあります。そんなときは、間に合わせで購入せず、あき箱や段ボールで代用してみるのも手です。
写真は、ちょうどよいカゴが見つからず、段ボールを代用したもの。収納用品を買う前に、サイズや使い勝手の確認ができるので、購入後の失敗も少なくてすみます。
仮置きとはいえ、見た目が気になるので、見える部分にだけリメイクシールをはりました。
いざ使ってみると、軽くて丈夫なので使いやすい。結局、私はそのまま使っています。
置き弁にも便利!使い捨てお弁当箱不要の代わりにあき箱
わが家では普段、夫と中学・高校生の娘、3人分のお弁当をつくっています。たまにですが、帰りの都合などで、お弁当箱を持ち帰れないことがあります。そんなときは、使い捨てのお弁当箱が便利ですが、捨てるものをわざわざ購入するのはもったいないと思ってしまいます。そこで、お菓子のあき箱を利用しています。
中身は汁もれの心配のないおかずや、片手で食べられる主食を入れるようにしています。天気のよい日に外でランチなんて、急に思い立ったときにも便利に使えます。
片づけというと、今手元にあるものをいかに手放すか? ということばかりに、焦点が当てられているように思います。ですが、今あるものを上手に活かすことは、新たなものを増やさないことにも繋がります。
なにか不便に感じたら、「今あるものを活かせないか?」そんな視点で向き合ってみるのもいいものですよ。