SNS上で、バナナブレッドのつくり方が話題となっている、料理研究家の若山曜子さん。
簡単な材料でつくれ、再現性の高いレシピに定評があります。
ここでは若山さんの著書
(扶桑社刊)から、バナナシフォンケーキのレシピをご紹介します。難しそうなイメージのあるシフォンケーキですが、なんと、ほうろうバットで焼けちゃいますよ!
すべての画像を見る(全11枚)若山曜子さんの「バナナシフォンケーキ」のレシピ
●バナナシフォンケーキ
つぶしたバナナを混ぜ込んだ、優しい甘さのシフォンです。完熟バナナを使うと、とびきりのしっとりしたおいしさに!
【材料(24.2×19.6×深さ3.5cmのバット・1台分)】
・バナナ 1/2本(60g)
・A[卵黄 3個分 グラニュー糖 大さじ1/2]
・植物油 大さじ1/2
・B[卵白3個分 グラニュー糖40g]
・薄力粉 60g
・ベーキングパウダー 小さじ1/3
【下準備】
・バットにクッキングシートを敷く ・オーブンを190℃に予熱する【つくり方】
(1) ボウルにバナナを入れてフォークなどでペースト状にしっかりつぶす。バナナは皮に黒いスポットが出て熟したものを。
別のボウルにAを入れて少し白っぽくなるまですり混ぜ、植物油を加え混ぜる。もったりしたら、バナナを加えてなじむまでしっかり混ぜる。 薄力粉、ベーキングパウダーを合わせてふるい入れ、泡立て器でしっかり混ぜる。
(2) 別のボウルにBの卵白を入れ、泡立て器で泡立てる。白っぽくグラニュー糖を3回に分けて加え、ピンと角が立つまでしっかり泡立てる。
(3) (1)に(2)を1/4量加えて泡立て器でしっかり混ぜる。泡がつぶれるのを気にせず大きくしっかり混ぜてOK。
均一になったら残りの(2)を加える。 卵白の泡をつぶさないよう、さっくり混ぜる。左手でボウルを回しながら、ゴムベラで中央を真っすぐ→ボウルに沿って底から半周、を繰り返す。 卵白が混ざりきり、全体がふんわり均一な状態になればOK。
(4) バットに(3)を流し入れて平らにならし、190℃のオーブンで10~12分焼く。バットから出して網にのせ、クッキングシートをかぶせてそのまま冷ます。シートをはがして食べやすく切る(粗熱が取れたらラップで包むと、乾燥せずしっとり感が増す)。
シフォンケーキ、フルーツ、クリームをグラスに重ねれば、おしゃれなトライフルのでき上がりです。
レシピ本
『はじめてのほうろうバットのおやつ』(扶桑社刊)には、トライフルの詳しいつくり方や、チーズケーキやマフィンといった定番の焼き菓子、さらにプリンやアイスなど、ベーキングパウダーがなくてもつくれるレシピが満載です。
簡単にスイーツづくりを楽しめる「ほうろうバットのおやつ」を、ぜひお試しください!