SNS上で、バナナブレッドのつくり方が話題となっている、料理研究家の若山曜子さん。
簡単な材料でつくれ、再現性の高いレシピに定評があります。

ここでは若山さんの著書

『はじめてのほうろうバットのおやつ』

(扶桑社刊)から、バナナシフォンケーキのレシピをご紹介します。難しそうなイメージのあるシフォンケーキですが、なんと、ほうろうバットで焼けちゃいますよ!

盛り付けられたバナナシフォンケーキ
若山曜子さんの「バナナシフォンケーキ」のレシピ
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若山曜子さんの「バナナシフォンケーキ」のレシピ

●バナナシフォンケーキ

バナナシフォンケーキ

つぶしたバナナを混ぜ込んだ、優しい甘さのシフォンです。完熟バナナを使うと、とびきりのしっとりしたおいしさに!

【材料(24.2×19.6×深さ3.5cmのバット・1台分)




・バナナ 1/2本(60g)

・A[卵黄 3個分 グラニュー糖 大さじ1/2]

・植物油 大さじ1/2

・B[卵白3個分 グラニュー糖40g]

・薄力粉 60g

・ベーキングパウダー 小さじ1/3

【下準備】

・バットにクッキングシートを敷く ・オーブンを190℃に予熱する

【つくり方】

バナナをフォークでつぶす

(1) ボウルにバナナを入れてフォークなどでペースト状にしっかりつぶす。バナナは皮に黒いスポットが出て熟したものを。

卵黄を混ぜる

別のボウルにAを入れて少し白っぽくなるまですり混ぜ、植物油を加え混ぜる。もったりしたら、バナナを加えてなじむまでしっかり混ぜる。

薄力粉などを入れて混ぜる

薄力粉、ベーキングパウダーを合わせてふるい入れ、泡立て器でしっかり混ぜる。

(2) 別のボウルにBの卵白を入れ、泡立て器で泡立てる。白っぽくグラニュー糖を3回に分けて加え、ピンと角が立つまでしっかり泡立てる。

卵白を入れて混ぜる

(3) (1)に(2)を1/4量加えて泡立て器でしっかり混ぜる。泡がつぶれるのを気にせず大きくしっかり混ぜてOK。

卵白を入れる

均一になったら残りの(2)を加える。

ゴムベラで混ぜる

卵白の泡をつぶさないよう、さっくり混ぜる。左手でボウルを回しながら、ゴムベラで中央を真っすぐ→ボウルに沿って底から半周、を繰り返す。

ふんわり均一な状態

卵白が混ざりきり、全体がふんわり均一な状態になればOK。

パッドに流し入れる

(4) バットに(3)を流し入れて平らにならし、190℃のオーブンで10~12分焼く。バットから出して網にのせ、クッキングシートをかぶせてそのまま冷ます。シートをはがして食べやすく切る(粗熱が取れたらラップで包むと、乾燥せずしっとり感が増す)。

<アレンジ>
トライフル

シフォンケーキ、フルーツ、クリームをグラスに重ねれば、おしゃれなトライフルのでき上がりです。

レシピ本

『はじめてのほうろうバットのおやつ』

(扶桑社刊)には、トライフルの詳しいつくり方や、チーズケーキやマフィンといった定番の焼き菓子、さらにプリンやアイスなど、ベーキングパウダーがなくてもつくれるレシピが満載です。
簡単にスイーツづくりを楽しめる「ほうろうバットのおやつ」を、ぜひお試しください!